順調に大河リピーターを続けているワタクシです。

第2話は、NHK特番とかでバンバン抜粋映像が流れてたから、正直、デジャブ感が漂う作りでした。


今回は、龍馬が江戸に行きたい!

と言いだし、父親(児玉清)が、自分の息子の器を確かめるため、堀工事を任せる。

農民たちに、「役立たずの下級武士」

と、ののしられ、工事は遅々として進まない。


一方、幼馴染の加尾(広末涼子)からは、縁談話が来ている・・・とカマをかけられ。

加尾の気持ちにまったく気付かない龍馬は、「受けたらいい」

と返し、彼女を傷つけてしまう。


が、最終的には

「堀工事が人助けになる。協力してくれ」

と農民にせっせと説明していた苦労が実り、大雨で工事中断しかけたが、農民たちが戻ってくれて、無事に工事が間に合う。


一部始終を観ていた父親は、龍馬は自分が思っている以上の男かもしれない・・・と思い始め、千葉道場への紹介状を取り付けてくれる。

ここんとこ、息子をやりたくない・・・でも・・・・という葛藤を振り切るため、昼間っから大酒をかっくらい、龍馬に紹介状を渡す・・・という龍馬父のココロの動きが見事でしたね。


正直、なぜに農民が急に戻ってきたか?イマイチご都合主義的でしたが。

おとーさん説得を、そうとは知らず、行動で勝ち取った龍馬。

っつー流れはよく出来てるな、と。


そして弥太郎役の香川さん。

もうこのヒト、めっちゃ上手いわ-。

龍馬が江戸行きを考えている・・・と、片思いの相手、加尾から聞き、嫉妬で荒れ狂う様子。

同じ下級武士でも、坂本家と違って、自分の家の底辺の暮らし、ろくでなしの父親が心底情けなくて、号泣するシーン。

ものっそい、ドラマチック。


かつ、長く続いた身分制度に苦しみ、ナントカして這い上がってやる・・・と野心を燃やすことでしか、生きていくエネルギーを保つことができなかったであろう、ある種の人々の人物像が、見事に表現されていて。

これ、弥太郎=香川照之じゃなかったら、かなりぼんやりしたドラマになってたと思うわ。


「龍馬伝」と言いつつ、実は「岩崎弥太郎物語」が描かれてるのが、

とても見事だと思います。

え?龍馬が主人公なのに、いーんかい?って?

イヤ、それで良いと思います。


正直、坂本龍馬ってヒトは、若さと柔軟性=青春の象徴であり、女性にもてて、沢山恋愛した・・・ってとこも、ドラマの主人公にぴったりです。

でも、大人のエスプリは、そこには無いですよね。

10~20代は、せいぜい龍馬に憧れてりゃーいいと思いますが、

ある程度世の中の厳しさが分かってきたら、もう龍馬じゃねーだろ。

みたいな。


好きな歴史上の人物・・・早逝した龍馬と信長がたぶんダントツ人気なんでしょーけど。

30代超えたら、長くブレない人生を生きることの困難さが分かってくるので、

そーいう興味を満たしてくれる人物像を、大河とか長い歴史物では、じっくり見せて欲しいです。


という意味で、弥太郎が狂言回し・・・っつーのは、なかなか優れた設定ではないかと。

第3話で、いよいよ龍馬が江戸に行くよーですね。

弥太郎との絡みも多くなりそーで、非常に楽しみ。


あっ、福山さんのこと全然触れてなかったわ。

爽やかで愛嬌があって、龍馬さんの育ちの良さからくる、人好きする人物像が、ハマってますね。

演技とか、しょーじき、特別上手くもなく下手でもなく・・・ですが、ニコっと笑った笑顔で全部持ってく。みたいな。


ただ、広末と香川さんの土佐弁は、全然違和感なくてサスガですが、龍馬さんの土佐弁はな~。

サシスセソのカツゼツが、なんか独特なんですよね、福山さんって。

それ以外は、香川さんや広末、児玉清などの芸達者たちの邪魔にならない演技で、良かったと思います(わあ)。