という訳で予告通り、最上悠著「”自分がきらい”を終わりにする本」を読みました。

 

 

作者の最上さんは精神科医で、たくさんの患者さんに面会するたび、「自分がきらい」なヒトがあまりに多いことに、ずっとココロを痛めていたそーです。

んで、現代日本人のさまざまな生き辛さの原因は、そこにあるのでは?と思って、この本を書いたそーです。

 

最上さんは言う。

「自分がきらい。」という気持ちを減らすには、どーしたらイイか?

 

ステップ①膨らましすぎていた、自分の「つらい」思いを、しぼませる。

「つらい、イヤだ」という感情を否定せず、客観的に「なぜイヤなのか?」などを考えて、うまく負の感情と付き合う方法を見つけましょう、という趣旨です。

まあ、コレは割と色んなコミュニケーションスキル本に書いてある定石と言えましょう。

 

ステップ②「ヒトとのつながり」をより深める。

結局、ヒトは、ヒトとの繋がりの中で必要とされたり、助けられたり、共感したり・・・といったコミュニケーションを通して、癒されるものである、と。

だから、身近な人間関係の中で、「自分をありのままさらけだせる」ような居場所があることが大事。

これも、定石ですね。

 

そこで、最上先生のオリジナリティがもうひと押しあり。

「自分をさらす際にも、周囲に受け入れやすいような表現をする努力が出来ているか?」

が大事である、と。

うーん、先生、大人だな~。

「オレ/あたいを認めてくれ~!!」

と言いながら、剛速球や超変化球をブン投げられても、誰も取れませんから。

ていうか、メーワクですから。

やっぱ、自分を曲げずとも、「表現方法を工夫する努力」は、絶対必要ですよね~。

 

そしてSTEP③ヒトとのつながりを自信やエネルギーに変え、「自分らしさを認め、高めていくこと」。

むやみに自信過剰になるのではなく、ヒトとのコミュニケーションで得られた「実績」を元に、自分を構築しましょうね、という、極めて健全な意見が展開されます。

ここまで出来たら、アナタもかなりの生き方上手!!

と、思いきや。

「ここまでで終わって欲しくない」

と言う最上先生。

なにぃ!?

 

驚きのSTEP④「長いこと自分が嫌ってきた、自分自身の短所に向き合う」

という、ツメの作業が、「自己肯定」するために、どーしても必要なんだそーな。

最上先生は言う、私たち日本人は、とかく「負け方」が下手な民族です、と。

「負けを受け入れられないから、結局勝てない。」

すなわち、

「どーやったって勝てない→でも負けたくない→なら玉砕だ!!」

となってしまったのが、太平洋戦争で、このマインドが、どーも日本人にはまだ残ってるんじゃ?と、最上先生。

 

それと、やっぱ人間、チョーシイイ時は誰でもそこそこ上手くいくもんで、やっぱヒトが「試される」つーのは、逆境に陥ったときな訳で。

そーいうとき、人間て、自分の性格のコアな部分が過剰に出て来る「性格の先鋭化」が、おきやすいそうです。

例えば、忙しいとき、短気なヒトは怒りっぽくなったり。

さびしがりやなヒトは、失恋したとき、誰でもいいから慰めて・・・な感じになってしまったり。

抑えのきかないヒトは、衝動的に何かをしでかしてみたり。

だから、そーいう最悪な場面で、最悪な自分にならないために、

「自分って、こーいう弱い部分があるよな・・・」

と自覚しておくことが、最悪なシチュエーションへのリスクマネジメントの第一歩になるそーな。

 

最近よく思うのが、自分の限界にぶち当たってこなかったヒトって、

「詰まんない大人」

になりやすいってコト。

うらやましいですよ、ロクに葛藤もせずスイスイ生きてこられたヒトってのは。

もちろん、苦労したから出来た大人になれる訳でもねーし・・・・難しいんですけど。

 

少なくとも、ワタシは、イイ若いもんは、日和ってねーで、どんどん自分の限界に挑戦してこい!仕事でも恋愛でも!!

って、思うんですよ。

会社の若いモンが、「金城武と結婚した~い」とか言ってんの聞くと、

「合コン行って、エリート且つ顔もイイ男にぶつかって、ボロボロにされてこい!」

って思っちゃいます。

イヤ、何が言いたいかと申しますと、妄想で男をより好みしそれを職場で大声で吠えてる暇があるんなら、まずは自ら、異性に選定される漁場に並べ!!と言いたい訳ですよ。

てゆーか、詰まんない妄想を職場で吠えるな、ってコトですよ。

妄想をヒトに垂れ流すなら、せめてエンタテイメントの味付けをしてくれ。

 

だってフツー女子に「金城武と結婚した~い」

って言われても、

「ムリ。仕事して。」

って返すしかないじゃん。

 

ワタシだったら、

「金城武と結婚するには、カラダで落とすしかないと思うんですよ。

たぶん、金城さんは、とっかかりはSっぽく誘ってあげたほーが喜ぶタイプだと思うんです。

だからワタシは、彼と寝るチャンスが来たら、最初から最後まで上になります!

女子が上で最後まで・・・って、そーとーテクがいるはずなんです。

で、そーいうのを何回か重ね、金城くんがいつもどーり・・・な感じで誘ってきたら、全くやる気の無い、受け身つうかマグロ状態に、わざとなる。

アレ?こいつ、どーしたの?他に興味ある男とか、出来た?

みたいな感じになって、きっと金城くんは、ワタシに対してやる気を見せるに違いない。

たぶん彼は、本質的にはSなんで。

主導権を渡したフリをしつつ、クライマックスまで全てワタシがコントロールします。

ええ、究極の誘い受けって奴ですよ。

こーならないと、ああいう男をモノにするのは、難しいですよね。

その日に備えて、スポーツクラブで下半身鍛えないと!

ていう訳で、今日は早帰りします!」

みたいな。

アレ?また頭のおかしいヒトになってる?

 

てゆーか、金城武はどーでもよくてですね。

 

いや、あれですよ、この本がレアだな、と思ったのは、

「自分がキライ」

とかウジウジ言ってねーで、

「キライにならないレベル」

を、理性的に考えて、一歩一歩、自分を変えるよーな大人の努力をしろ。

って言ってるとこなんですよ。

自分を変えられるのは、自分の行動を変えることしか、無いんですよね。

 

更に、それがうまくいってるかどーかを、他者とのコミュニケーションがうまく取れてるか?環境適応できてるか?つー、「現実」に照らし合わせて確かめよ、と言ってるところも、大人っつーか。

単に、「自分を許しましょう、癒しましょう、認めましょう、そして好きになりましょう」

つってるぬるい自己啓発本とは、180度違ったアプローチだと思った訳です。

 

でもこの道は厳しいわね・・・

金城武を上でイカせるくらい難しいわ。

・・・意外と簡単だったりして?

ああなんか、下品な記事になってしまった。

そんなキャラじゃないのに。

明日は清楚な感じで行きたいと思います。