垣根涼介さん。
「ヒートアイランド」や「サウダージ」といった、アクション・サスペンス的な小説を書いてるひとです。
「新宿鮫」より、やや知的な作風とゆったらいいか。
リストラ請負会社社員を主人公にした小説、「君たちに明日はない」の続編です。
これ、来年のNHKドラマにもなるそーな。
主演は坂口憲二さん。
リストラ請負会社の社員が、クライアントの企業に代行して面接し、リストラ候補者や自主退職者をあぶりだす。
その悲喜こもごも・・・・
今の時代にぴったりなシチュエーションですな。
さらに、この本のアラサーな主人公、真介は、自分より10歳くらい上の女性にしか欲情(下品でごめん)しない、とゆー性癖の持ち主で。
リストラ対象者として面接したアラフォーな陽子さんと、職権乱用して、お付き合いしちゃうんですね。
「君たちに明日はない」を読んだときは、「7つも8つも年上の女と、付き合うか~?」と思いましたが、なんか今だと、フツウな気が・・・・
時代はここ数年で、どんどん変わりますな。
今回のお話では、表題作の「借金取りの王子」が一番読み応えあったわ。
消費者金融での、リストラ話なんですが。
業界のお仕事のきつさ、それでもそこをやめない、やめられないヒトたちの事情。
非人間的職場?でも、人間性を失わず働く主人公・・・
でも限界は来ていて。
結局、職場を変わる決心をする主人公。
でも読後はさわやかで。
まあ・・・・貯金が4000万もあったら、さわやかに辞められるわな;汗
と、まあ、現実よりちょっと条件の良い方々の、じゃっかん余裕のあるリストラ話が続きますんで、エンタテイメントの範疇で楽しめます。
各業界の事情も分かりますし、ツライのは自分だけじゃないのね!!みたいな気にもなります。
はあ~リストラはされたくないけど、会社勤めはやっぱりツライよなあ。
日本全国、みんな、そーなんだね。
まあ、どーせ死ぬなら、前のめりに死にたい(By坂本龍馬)、つーことで。
