シルバー連休真っ只中、皆さん如何お過ごしですか?

ワタシはもー、アムロちゃん研究で忙しくって忙しくって。

とゆー訳で、「BEST FICTON」ツアーDVDを、全曲コメントしたいと思います。

 

1.Do Me More

 とにかく今回のツアーで、思わず辛口コメントから入ってしまった元凶が、このオープニング曲にありまして。

 退廃的な雰囲気、アムロちゃんが女王様的な立ち位置で、怪しげなフィクションの世界に誘います・・・とゆーコンセプトは、別に間違ってないんですよ。

ただ、男性ダンサーの衣装が、フードつきのパーカ&ベストとゆー、スポーティさ。

更に、最後にダンサーさんたちが、SMチックなピンクのアイマスクをかけて、アムロちゃんの足元に侍るんですけど。

このアイマスクと、男性ダンサーズの衣装がちぐはぐで。

更にもっと言うと、この女王様・侍従たち・ゲイゲイしい雰囲気ってゆー3点セットの世界観は、マドンナが死ぬほどやってて、今更感が。

前回のPLAYツアーにも通じる世界観で、確かにCGや照明も頑張ってましたが、オープニングに一番必要な、新しい世界観を観客に強烈に印象付ける。とゆー意味では、非常に物足りないものでした。

アムロちゃんの髪型(下の方でお団子にする)も、老けて見えるしカワイくない。

ただ、彼女の美しさはホント、すごいなあ~・・・と。

肌つっやつやだし、目も輝いていて、決して化粧が濃くないのに、メチャメチャ華があります。

 

2.Violet Sauce

 はい、2曲続けてオープニング曲入れちゃいましたね。

今回、この曲はカットしても良かったと思います。

 

3.ALARM

 やっと、ココでこのツアーの意義・・・奈美恵ちゃんの成長ぶりとゆーか、古い曲を新しい解釈で見せる、とゆー仕事が、成されてますね。

これ、マドンナの「Into The Groove」的な、女チームと男チームで分かれて、不良っぽくハードな求愛的ダンスを踊る・・・つう、まあ女性アーチストに欠かせない曲なんですが。

今回の前半のハイライトは、女性の足元で男性ダンサーがゴロゴロ転がる、「転がりプレイ」。

このパートのHIDEさんとアムロちゃんは、すんげえカッコいいっす。

後半のヤマは、へそのところで踊る群舞に尽きます。

この曲だけではなくて、今回のツアーのコレオグラフは、全体的に「FICTION」性を強調した、ちょっとロボットダンス的な、人工的な動きがフィーチャーされてます。

ALARMで言うと、振り子みたいにして右手を後ろに大きく突き上げる動作が、そーだと思うんですけど。

TETSUHARUさんがプロデュースしたんでしょうけど、この振り付けの統一性は、ツアーの世界観確立に、メチャクチャ貢献してるといえましょう。

 

4.SO CRAZY

 男性ダンサー4人と、アムロちゃん一人によるロック調HIPHOP。

男性ダンサーの振り付けが、とにかく力強くてカッコイイ。

個人的には、HOSSYの良さが出まくっている振り付けだと思います。

 

5.NEW LOOK

 ハイヒールお立ち台で、ヴィダル・サスーンな世界観が表現されてる、このツアーのハイライト的シーンでしたね。

でも、どーもこの60年代調世界観といい、ドールハウス的装置といい、ワタシの個人的嗜好と外れていて。

曲も単調だし。

奈美恵ちゃんの可愛さは全開なんで、一見さんのお客さん用かな・・・と思って、目をつぶります。

 

6.Hello

 個人的には、今回のツアーで、この曲の良さを再認識しました。

それくらい、良かったです。

ハイヒールお立ち台からHelloの世界観に入っていくんですけど、ある意味180度違う女性像(お人形さんから自立した女性へ)なのに、意外とスンナリ移行してて。

それは、男性ダンサーの登場のさせ方が、上手いからだと思うんですけど。

この曲の、男女の絡みのところの振り付け、すんごいカッコよかった!

HIDEさんのちょっとだらしない男性像を表現した?ダンスが、最高にカッコよかったです。

 

7.GIRL TALK

 毎回、この曲どーなるんだろーつうのが楽しみの一つで。

星とハートが降り注ぐ、冒頭のアニメCGで、もう涙でそーになりました。

とにかく可愛かったっす!

個人的には、このパートにNAO姐さんが出てなかったのが、なるほどね~な感じでした。

代わりに、新人のNANAMIちゃんが出ずっぱり。

彼女、ホンマ、アニメのキャラクターみたいな完璧なプロポーションで。

特に、膝下~足先のラインの美しさは、とうとう日本人もココまで来たか・・・な、見事さ。

前回から参加のHIROMIさんといい、次世代ダンサーズのスタイルの良さは、はっきり言って奈美恵ちゃん以上。

なのに、奈美恵さんのほーが美しく、カッコよく見えるとゆー。

彼女達の投入で、「奈美恵ちゃんのカリスマ性は、外見じゃないんだ。」つうことが、ある意味よく分かりました。


 

8.shine more

 アムロちゃんの唸り歌唱と、ハードな世界観がカッコよかったですね。

やっぱライブに欠かせない曲だと思います。

 

9.Full Moon

 とにかく、前半のダンス的なハイライトといえば、この曲であることは間違いない。

オープニングから、中盤のへそのところでの群舞といい、フォーメーションは完璧です。

へそから戻ってくるとき、後退しながらHIDEさんとHOSSYが踊るところも、ゾクッと来るほどカッコよかった。

曲調、妖しい世界観、振り付け、フォーメーション、アムロちゃんの歌唱、全てが完璧な「FICTION」を表現してました。

 

10.Luvotomy

 この曲から使った、星型の舞台装置が頂けない。

ダンサーの踊りが制限されるし、フォーメーションが機能しなくなってる。

私達は、アムロちゃんというスターを見たいのであって、ハイヒールや月や星のオブジェを見たいんじゃないんだよ。

それと、この曲はm-floプロデュースで、アムロちゃんにとってm-floとの出会いはキャリア上、エポック・メイキングな出来事だった、と充分思ってるんですけど。

この曲だけは、どー料理してもイマイチなんだよなあ。

カッコイイし、サウンドもイイし、踊れるはずなんだけど、いつもなんか消化不良感が残る曲だな、つう印象です。

 

11.Put 'Em Up

 この曲だした頃って、ちょうど奈美恵ちゃんが小室さんから離れた頃だと思うんですけど。

HIPHOPやR&Bの、強い女性像を必死で模索してたんでしょーね。

しかし、如何せんどーにも古くなってきたので、そろそろ、LIVE封印しても良い曲だと思います。

 

12.I'ts All About You

 女性ダンサーズが暴れてますね。

今回のツアーでは、女性ダンサーズ達の踊りがパワーUPしてて、そこも見所です。

しかし、GIRL TALKも踊り、コレも踊り・・・って、どんだけふり幅大きいんだ。つー話です。

 

13.Wishing On The Same Star

 やっとバラード曲。

アムロちゃんの可愛さが画面いっぱいに。

何でこんなにこのヒト、愛らしいんだろ?同じ人間とは思えない。

しかし、せっかくイイ曲なのに、歌唱力が曲に追いついてないんですよね・・・・

コレ、く~ちゃんだったら、もっとベタだけど、違う世界観を見せてくれたよーな気がします。

 

14.ROCK STEADY

 個人的には、このLIVEで最もツマンナイパートが、これと次の「FUNKY TOWN」。

金色のでっかいミラーボールが真ん中に設置されて、その周りをアムロちゃんとダンサーさんが歌い踊る、とゆー構成なんですが。

このミラーボールがあるお陰で、フォーメーションもへったくれもありません。

とにかく、見た目の派手さと反比例して、退屈なパートになってます。

個人的には、最後の、YUSUKEさんとアムロちゃんがキスしてるみたいに密着して踊るところが、唯一良かったかな。

YUSUKEさん・・・成長しましたね。

 

15.FUNKY TOWN

 上と同じ理由で、退屈なパートです。

唯一良かったのは、最後、へそのところにアムロちゃんとみんなが下りていって、バンっと紙吹雪きが上るところ。

この曲自体も、正直、70年代のディスコ調とゆう古い世界観の焼きまわしだしな。

 

やっとここで半分か・・・・

ここ数日、がっつりアムロちゃんを見てて思ったのは。

世間では、ビヨンセやアギレラなど、洋物の歌姫並み、との評価をされてるよーですが。

アムロちゃんは、このまんまでは、米国デビューは難しいですね。

彼女に決定的に足りないのは、「オリジナリティ」なんですよ。

 

これはスタッフさんの問題でもあるけど、結局今の日本で、セクシーで且つ自立してる女性像を表現しようとすると、どーしたって、マドンナやジャネットに行き着くんですよ。

正直、彼女らに打ち勝つだけの、魅力的な女性像が、日本には無いんですよね。

で、彼女らのフォロワーであるビヨンセやJ.LO、アギレラも含めると、まんまアムロちゃんが目指してる世界観になるんですよ。

 

だから、いつまでたっても、「パクリ」的な言われ方をしてしまうんですよね。

ていうか、元になる女性像が焼き回しなんで、完璧に料理すればするほど、「模倣」的になってしまう。

このジレンマを打破するには、日本人として、オリジナルな大人の女性像を、「発明」しないと。

ある意味、マーティ・フリードマンが、日本人が米国で成功するには、J-POPらしいど真ん中の曲で・・・とゆうのに似てますが、「コピー」を出しても、どんだけアムロちゃんがパフォーマーとして優秀でも、かの国じゃ、誰も振り向いてくれないですよ。

 

で、ワタシとしては、アムロちゃんの個性をもっと前面に出した曲をやってくれ!!と言いたい訳ですが。

それはズバリ、「LIVE STYLE 2006」での「exist for you」や、「PLAY」ツアーでの「come」で表現した女性像なんですが。

強烈に暗くて、隠微でセクシーで、でもどこか冷たくて一人で凛と立っている。

でも、一方で、東洋的な母性も感じさせ。

これ、アムロちゃんじゃなかったら、説得力もって表現できない世界っすよ。

ましてやマドンナやジャネットじゃ、大味すぎて無理です。

ビヨンセも無理です。

アジア系の、か弱そうだけど芯が強くで母性がある。

そーいう世界観が、彼女の個性だと思うんですよ!!

だから、次のツアーでは、絶対この2曲のどっちかをやって欲しいし、新しいアルバムのコンセプトにも、ゼヒ入れて欲しい。

お願いです、スタッフさん!!

って、ワタシは一体、アムロちゃんの何なんだ?つー感じですが、ワタシなりのアムロちゃんへの愛の表現です。

 

とにかく、ワタシは彼女がプライヴェートで色々あったとき、腕にタトゥーを入れて、それまでの小室さん路線から一転して、R&BやHIPHOPの世界に、がっと舵を切りましたよね?

あんときから、このヒトに着いて行くって決めたんです。

彼女のタトゥーは、酒井法子的な奴じゃなくて、ある意味、決意表明だったと思うんです。

こんだけ色んなことがあって、たぶんこの先、ある種の仕事は、絶対来ないだろう。

ある種の仕事とは・・・沖縄サミットのテーマSONGを歌うとか、日系大手企業のキャンペーンCMとか、そーいう仕事です。

じゃあ、どーする?と思ったときに、彼女は、自分の好きなR&B、HIPHOPの音楽とダンスを、エンタテイメントとして突き詰める、つー道を選んだ。

もう退路は絶つ。この道を極める。

その決意表明が、あのタトゥーだと思うんです。

 

・・・・ああ、暑苦しい(自分が)。

でも、だからこそ、アムロちゃんには模倣で終わって欲しくないんです。

いや、ジャネットやビヨンセを模倣するのも、生半かじゃ出来ないですよ。

でも、やっぱそれ以上のカリスマを目指して欲しい!

このまんまじゃ、せいぜい働く女のロールモデル的な、立ち位置で終わってしまうじゃーありませんか。

彼女なら、もっと先の世界に行けるはず!

奈美恵ちゃんのツアーを観て、米国のショービズ界のヒトに、「このNAMIEっていうアーティストをプロデュースしてるのは誰だ?」くらいのことを、言わせて欲しいっす。

がんばれ~。