NHKドラマ「派遣のオスカル~少女漫画から愛をこめて」を見終わったところ。

いや、意外と(失礼)面白かった。

詰まんなかったらやめよ~と思ってたのに、どんどん引き込まれましたよ。


脚本は金子ありささん。

主演は田中麗奈さん。

原作は、松田奈緒子氏の漫画「少女漫画」で、「ベルサイユのばら」や「ガラスの仮面」など、往年の少女漫画をモチーフにしながら、現代の女性のドラマを描いています。

漫画好きには堪らん・・・つうコネタも満載ですので、少女漫画好きはゼヒ。


NHKドラマのあらすじは。

「派遣社員」で月給約19万、大好きな「ベルサイユのばら」を読んで毎日をやり過ごす、三沢勝子(田中麗奈)。

勝子の会社に、コストカッターである社長の息子(徳井義実)がやってくる。

今夜は第一回目で、勝子が初めて書いた企画書が、とある正社員の女子にパクられる。

更にあろうことか、企画会議の席上で、「パクったのは三沢さんの方です!!」みたいに、正社員女子に言われてしまう勝子。

「だって三沢さん、派遣社員なんだからカンケーないでしょ?」だと。

あまりの悔しさに、オスカルのセリフ「人間の心は自由だ・・・(みたいな感じ)」を、自分に言い聞かす勝子。

更に、リストラが始まり、勝子の同僚のシングルマザーの派遣社員が、一方的に「派遣切り」を通達される・・・・


コレ、原作漫画では短編なんだけど、ドラマは6回の連続ものだそーです。

途中途中、「ベルサイユのばら」の印象的なシーンが挿入され、勝子の心象風景と重なるんですが。

すごい、脚本的には難しいと思うんだけど、実にスンナリ、漫画のシーンがドラマに溶け込んでましたわ。


あと、意外と田中麗奈が上手かった気がする。

優に3行以上はあるだろー、な長セリフも、自然にこなしてたし。

勝子さん、結構イヤな所もある女に描かれてるんですよ。

ブログでキライな漫画家をけなしたり(ワタシみたいだ・・・)。

同僚の派遣社員が、子供のお迎えで早退した後、これ見よがしに「自分の方が使えます」みたいなアピールを課長にしたり。

でも、彼女がオスカルの正義感に憧れて、それで詰まんない毎日をやり過ごせてて、だからこそ「正しい」と思うことを、ホントは怖いけど、勇気をもって言う・・・みたいなキモチの流れが、彼女の演技で伝わりましたよ。


ああでも、やっぱ少女漫画はイイなあ。

漫画原作のドラマは数多かれど、この原作は「漫画をリスペクトしてるメタ漫画」で、その視点を含めてきっちり描こうとしてるこのドラマ化には、好感が持てます。


続きが楽しみっす~。