もー「リアル・クローズ」第7巻が出てる。

ペース早いな~。


6巻読んだときは、「ファッションを取り巻くキラキラ感が無いし、主人公が地味。」

ってかんそーだったんですが。

意外と7巻は、お話の展開も早く、面白く読めましたわ。


キモは、主人公絹恵さんの部下の契約社員「小西さん」が、ステップアップを目指して、パリに行く決心をする下り。

この「小西さん」のキャラが、今時の若い子の、要領はいいけどイマイチ冷めてる、でも妙にビジネスライクで、先輩を使ってやろうとする野心もあり・・・ってゆー複雑なキャラを体現していて、秀逸だった。

つうか、リアル・クローズ、「小西さん」主人公にしたら良かったのに。

彼女、マジにファッション界にいたら伸びるだろーな。つうキャラでした。

「小西さん」が何に悩んで、どーやってステップ・アップして仕事とプライベートを両立していくのか?みたいな所が、もっと読みたかったです。


でも主人公は、ドジで一生懸命な、「絹恵」なのでした。

もー、女性マンガの主人公には「ドジ」で「一生懸命」つうキャラ属性、使用禁止にして欲し-わ。

そんな女はいない。

大抵、女ってやつは要領がよくて、ずるがしこいもんだ。

でも1人で何かする勇気は無い、とか。

或いは頭でっかちすぎて不器用、とか。

その辺、安野モヨコのマンガはキャラクター造形が天才的に上手かったな。

お洋服の絵もキラキラしてたし。

うーん、やっぱリアル・クローズはファッションを描くという意味では、中途半端なんだよね。


あと、これから絹恵とラブいことになりそーな上司の「田淵さん」。

これまた、全然カッコよくない男子なんだよね・・・・

カッコよくない男子を描くなら、ちゃんと女性の「男性嫌悪感」を体現するよーな、そんで「こーいう奴、いるよね~」とストレス解消になるよーな、そういう男性像を描いて欲しい。

「田淵さん」、毒にもクスリにもならんタイプなんだよね・・・・

そーいうの、ワタクシ一番キライなタイプかもしんない。


と、まあ悪口ばかり書きましたが、「リアル・クローズ」の面白いところは、

「日本の百貨店業界の再編。」

つう、経済誌ばりの旬な話題を、エンタテイメントなマンガにしてるところ。

小難しくもなく、ファンタジーでもなく、ちゃんと現代のお話として成立させてる。

これ、なかなか出来ないっすよ。

この物語が終わる頃には、日本の消費構造も価値観も、一変してるかも。つーオモシロさもあり。

ぜひ、槇村さんには、今の日本女性における「ファッション」が何か?

このチョーシで突き詰めていって欲しいっす。


はあ~・・・ところでなんかココ毎日、酒飲んでんな。

まさか自分が、大人になって、「接待もしくはビジネスライクな酒席」を、夜な夜なこなすことになるとは、思わなんだ。

そーいう欺瞞的なコトは、大嫌いだ~!ってゆータイプだったのに。

人生は予期せぬ方向に転がってくもんですな。