クドカンの「少年メリケンサック」を、観に行こーかどーしよーか、悩み中。
とりあえず前哨戦として、ジャック・ブラック主演「スクール・オブ・ロック」を、DVDで観ました。
ジャック・ブラックとは、アメリカでコミックバンドやりながらコメディ俳優もやってて、「愛しのローズマリー」とかに出てる人です。
どっちかっつーと男子ウケする笑いを、愉快な中間たちとやってて、まあクドカンとか大人計画のUSA版みたいな感じ?(←テキトー)
「スクール・オブ・ロック」で彼は、ロックを愛する、暑苦しいが全然音楽センスの無い太った
30男=デューイを演じてます。んで、バンド仲間から「お前がイケてないから、俺たち売れないんだ!」と、解雇されちゃいます。お金に困ったデューイは、教師やってる友達になりすまし、お上品な私立小学校に非常勤講師として、赴任します。んで、デューイは、自分のクラスの楽器のできる子供を騙し、無理矢理ロックバンドを結成しちゃう・・・つうアラスジです。
この話が成立する背景として、今のアメリカではチャートの上位はヒップホップやR&B勢に占められてて、ロックは全然ヒットしてない。’90年代までは、グランジとかパンクとか、ガレージロックとか流行ってたけど。もはやロックは、かの国じゃあ、クールな音楽じゃ無くなっちゃってるんだよね。
そこを踏まえてこの映画を観ると、「前時代的なロックにハマって抜け出せない、自己顕示欲は強いがセンスは全然ない、太ってブサイクなオーバー30のイタい白人男」という人物設定が、「いそーだ、こーいう男・・・」つう感じで、ほんまリアル。んで、ジャック・ブラックの、自己陶酔しながらギターソロを20分もかき鳴らし、観客席に上半身裸でダイブするも、誰も受け止めてくれず床にまっさかさまに落下し全身殴打・・・つう演技がめちゃ笑える。
「イタいロック男」という、ほとんどワン・アイディアで突っ走っちゃった映画で、そんな事を大真面目にやってるジャック・ブラックという男は、今さら私が言うことでもないが、ほんまにアホだ。似たよーなコメディで、「40歳の童貞男」っつーのもあったな。アメリカ人は、アホさ加減もさすがに突き抜けてるわ。
とはいえ、私はコメディ・ドラマっつうジャンルがどーも苦手で。
笑いたきゃ、バラエティ番組か、お笑いDVD観りゃいーじゃん。
あと、大阪赴任してたとき、クドカンや三谷幸喜ドラマに対する、関西人の超・冷ややかな視線が忘れられない。けなす訳でもなく、毒を吐くでもないフツーのテンションで、「関東のヒトって、ほんまにああいうのオモロイの?めっちゃ寒くない?」と、不思議そーに、何人にも聞かれたわ。
まあ人に何言われよーと、自分が面白きゃー観りゃいいのだが、ソレ聞いて「確かにな・・・」って思っちゃったのでした。
でも「スクール・オブ・ロック」は、大爆笑とはいかなかったが、「例え成功しなくても、人からイタイとかキモイとかいい年して・・・とか言われても、好きな事はやめない!やめる必要ない!!」とゆー、実に清々しいメッセージが読み取れたんで、満足です。
ただ、もしワタシに息子がいたとして、その子が「お母さん、ボク、ジャック・ブラックみたいな男になりたい!」とか言い出したら、全力で方向転換させるけど。だってホンマにアホなんだもん、ジャック・ブラック。
