大友啓史監督 FBコメント
「るろうに剣心/京都大火編」「伝説の最期編」ー撮影が始まって3か月。まだ3か月かよ(笑)!!色々な意味で、これほど過酷な撮影はめずらしいのだと思うし、きっと再びやろうと思っても、そう簡単にはできないようなことをやっちゃってるんだと思う。時代劇アクションエンターテインメントの一挙2本撮り。スケジュールのとんでもない過酷さ、映像化のハードルの高さ、現場と並行して進む「ハリウッド流システム」との闘い。既に、映画2本分撮ったような気がしますわ、ホンマに(笑)。茨城ロケ、熊本ロケ、山形ロケは遠き記憶の彼方(笑)、半年以上前のような気がするし。ホント、スタッフの皆、こんなに準備期間の無い中で、信じられないくらい頑張ってくれてるし。古巣のワープステーション(NHKエンタープライズ所有の時代劇スタジオです)からは、「大友組、聞きしに勝る暴れっぷり」とお褒めの(?)の言葉も頂きましたし(笑)。
でも、半分過ぎたっつうのに、相変わらずやること多すぎて、皆とゆっくり飲む時間がないのが何よりも残念。一つ言えるのは、10月になったここからが本当に試されるときだね。現場を見ているとよくわかるよ。眼の前のなすべきことに真摯に向き合った人間(実は能力の問題ではない!!)、結局自分がやりたいこと、現場のために闘った人間だけが確実に生き残るって。信用を勝ち取っていくってね。慣れるのは簡単、でも「慣れ」ないように。逃げるのも簡単、でも「逃げ」ないように。魅力的なプロのスタンスはきっとどこでも一緒だね。そんな奴がこの現場にはいっぱいいるよ。習熟とか洗練とか。そんな言葉とは逆に、アマチュアの様なゲリラ的スピリットをどう孕ませていくか。大切なのは、それ、だけだ。「慣れたり」「逃げたり」「責任を放棄したり」。そういうお歴々は、お行儀のよい「プロの仕事」を体裁に持ち出して、いつも死んだ犬の様な眼になっていきます。可愛そうだよぉ。でも、素面になって考えてみると簡単なことだ。僕の立場で言うと、どこを向いて仕事をしていくのかってことなのです。来年夏、この映画を楽しみにしてくれている人たちのために。そしてもちろん、その中でも、誰よりも自分が一番楽しむために。タテマエでもなんでもないよ。ふらりと。そうふらりと、撮影中だからこそ他人の創った映画を観てみるとよくわかるし。自分を見極めるのも自分、自分を見限るのも自分だってね。さてと、ここからが本当のチキンレース。「初心」、いい言葉だ。日々そうありたいね。
伊勢谷友介さんのツイより
るろうにの現場、谷垣さん率いるアクションチームの気力体力精神力は半端ない。彼ら無しにはこの映画はあり得ない。アクションの時は谷垣さんが完全に現場を掌握する。そして大友監督は、彼らの力を最大化する事が映画の成功であると見極めて、谷垣さんがリードする為の現場を創る。今回は得る物多し。
シネマナビ 13/06/03の記事に佐藤健くんが
http://m.profile.ameba.jp/pub/myProfile?targetAmebaId=cinemanavi21