油滝 荒川/ 赤平川/ 尾ノ内沢 落差15m

訪瀑日:2021.06.18

 

冬 氷柱(人工)で有名な、尾ノ内沢に行ってみました。

場所は埼玉県西部、日本百名山 両神山近くです。

 

梅雨入り後、天気の悪い日が続き、やっと晴れそうだと云うことで、急遽行くことに。

 

国道299号線で秩父市を抜け、県境の志賀坂峠方面を目指します。

 

小鹿野町に入り山道を走っていると、左手に巨大な鉄骨の施設が現れます。

新秩父開閉所(変電所)と呼ばれているそうですが、チラチラと見えて気になります。

 

それを過ぎると、左手に尾ノ内渓谷の標識があり、

左折し道なりに進むと駐車場(MAPコード:534 764 160*60)に到着です。

 

駐車場には他に車が無かったが、帰りには1台。(鳥の写真を撮りに来ていた)

 

駐車場の向かいには、渓谷入り口。(夏でも氷柱入り口( ^ω^) )

 

施設(自然ふれあい館)脇を抜け

 

更に直進。

 

冬はこの吊り橋から氷柱を見るようだ。

 

看板の下の写真を見ると、沢山の人が吊り橋に乗っている。

 

橋を抜けると整備された道が続く。

 

 

すぐに道標があり、3km程の行程。

 

今日は、晴れて気温が上がるという予報なので、

途中、滝の撮影はせず、油滝まで一気に登り、

帰りに途中の滝の撮影をする予定。

 

谷を渡り、ピンクのリボンと岩に書かれた矢印を頼りに進む。

 

現れた丸太橋は、渡る気にならず右斜面を巻く。

 

谷を渡るとき、水中の岩に生えている苔よりも、高い位置に水位がある。

少なくとも5cmは増水しているようだ。

 

ここは道幅に問題ないが、岩がせり出しているため前を向いて歩けない。

蟹歩きで岩を抱えるように歩く。

 

山の神に到着。

木の根が凄い。根の裏側に小さな祠がある。

1枚写真を撮っただけで先に進む。日が差し込み気温が上がってきた。

 

 

こんな見事な石垣が出てきた。

 

対岸に渡るとロープがあった。

 

ロープを頼りに登る。ここは登るともう一本ロープがある。

この辺りに来ると、ほとんどピンクのテープ頼り。

テープが見えなくなったら、落ち着いて周りを見渡す。適当に進むと動けなくなることも。

 

鎖場に到着。右下にギギの滝が見える。

鎖の中程、足をどこに置いてよいのか分からず、悩む。

 

この岩を見た時、どちらに進むんだ ???

右はすぐ谷だし、左奥を見るとテープがあったので左に進む。

 

もう一度矢印。

 

進むとロープがあり、登ると斜度がきつくなる。

超えると、油滝の上部がチラチラと見えて来る。

 

油滝 到着。ここまで1時間50分。

滝前まで2時間というところ。

 

滝に向かって登る。森の緑が見事。

 

下段の滝に到着。滝つぼを掃除してから撮影。

 

 

イイ感じ。

 

左岸を登る途中から。

 

水量少なめ。岩の斜面に沿って流れ落ちてくる。

 

 

透明度が高い小さめな滝つぼ。深さは人の背丈上ありそう。

この水量で、どのようにしてこの深い滝つぼが出来たのか不思議だ。

 

 

 

この上に龍頭大滝があるそうだが、ルートが分からず、今日はここまで。

途中の滝を見ながら下山します。

 

つづく