ビジネスシーンの自己開示はどのようにすべきか。
特に20代のうちは、自らに実力がなく、仕事での実力のなさと比例して、自らのことを発信するのを控える傾向にあると思う。
自分自身も社会人になりたての頃、自分のことについてあまり話していなかったと思う。
自分に自信がなく、仕事の品質が十分でない自覚が、自身の人としても十分でない認識となり、そこをどう繕うかと言う意思が働いていたように思う。
自己を開示することは、自らの考えや思いを話すことでもある。単にパーソナリティ情報を話すのは、第一段階で、その先に「思想」と言うステージがあると思う。
ビジネスシーンで特に大事なのは、取引相手に対する興味関心の思いを伝えることだと思う。
ビジネスにおいての取引は、何かしらの付加価値を得ることに対して金銭の支払いを行うことだ。
付加価値の提供側は、相手のことを理解し、どういった点に対して付加価値が提供できるかの説明が必要になる。これがニーズだが、この解像度を上げるのにコミュニケーションが必要になる。
提供側では、相手のお役に立ちたいと言う姿勢で、相手に興味関心を持ち、場合によっては愛情とも取れるようなコミュニケーションが望ましいと思う。
相手に好意を寄せられて嫌な気持ちになる人はそういない。もちろんその好意の寄せ方が、陰湿で気持ち悪いものでないことが前提でだ。
相手に尊敬し尊重され、嫌な気持ちになる人もそうはいない。もちろん、表面的で言葉尻だけではなく、相手を理解し本心である前提でだ。
この、好意と尊重がビジネスシーンのコミュニケーションにおいても重要となると思う。
相手に興味関心を持ち、好意と尊重を持った質問に対しては、相手はきちんと本心で回答してくれるように思う。
ここでは、自らの好意と尊重という自己の思想を伝えている。
これも自己の思想を伝えるという自己開示の一つだと思う。好意と尊重は興味関心に繋がり、相手のことを「聞く」につながる。
相手は好意を持って自分のことを聞かれるた時は、喜んでそれに回答してくれる。
特に自らが大事にしていることや、その思いについての場合は、より一層だと思う。そして、この回答を聞く。
一生懸命聞き、聞いたことに対してさらに興味関心を持って、さらに聞く。
このコミュニケーションが相手との関係性を作っていく近道になると考える。
素地として、相手に興味関心が持てるか、や、好意や尊重を、持って接することができるか?があると思う。
相手に興味関心が持てず、好意や尊重も持てない時は、自分の仕事についての理解や、相手は本当の顧客なのかを考え直す時なのかもしれない。