TKPはこの度、老舗弁当「常盤軒
」の仕出し弁当製造販売部門を事業譲受し、「株式会社常盤軒フーズ
」を設立しました。
大正12年創業の老舗弁当「常盤軒
」の従来の販路と合わせて、TKPのネットワークを生かして事業展開をしてまいります。
早速、TKPの本社前では3月13日までの期間限定で試験的にお弁当の販売を開始しました。
本社内の貸会議室「TKP市ヶ谷カンファレンスセンター
」をご利用のお客様だけでなく、市ヶ谷のビジネスパーソンの皆様にも召し上がっていただけるようにイートインスペースもご用意しました。
今後も新商品などを不定期で販売していく予定です。
是非、大正12年創業の老舗「常磐軒
」のお弁当を召し上がってください。
日経速報ニュース 2013/3/4
TKP、常盤軒の仕出し弁当製造販売事業を譲受し「常盤軒フーズ」を設立
TKP、仕出し弁当事業に本格進出
～「株式会社常盤軒フーズ」を設立、老舗弁当「常盤軒」の仕出し弁当製造販売部門を事業譲受～
株式会社ティーケーピー（本社：新宿区、代表取締役社長：河野貴輝、資本金：２億８，７９９万５，０００円、以下TKP）は、２０１３年２月２６日付をもって、株式会社常盤軒（本社：大田区、代表取締役社長：小松久美子、資本金１千万円、以下常盤軒）の仕出し弁当製造販売事業を譲り受け、株式会社常盤軒フーズ（本社：新宿区、代表取締役社長：岡田卓哉、資本金９００万円、以下常盤軒フーズ）をTKP１００％出資で設立しました。これによりTKPは仕出し弁当事業に本格参入し、様々な形で積極的に事業を展開していく予定です。
TKPは、全国で約１，１１１室（２０１３年２月１５日現在）の貸会議室およびホテル内宴会場を運営しており、ケータリングなどのサービスの提供にも力を入れてきました。この度、大正１２年創業の老舗弁当である「常盤軒」の仕出し弁当製造販売部門の譲受により、従来の常盤軒が持つ販路と併せてTKPのネットワークを存分に活かした事業の展開を目指します。弁当事業を垂直統合（内製化）することにより衛生面・安全面の向上や工場生産能力を活かした食材の加工、また老舗ホテルに向けたOEM供給、駅弁やデパート地下での販売の復活も視野に入れており、事業の拡充と再生を手掛けていきます。
TKPは、今後、貸会議室事業における国内ネットワークの更なる拡充と、ホテル内宴会場の運営を柱に、ニューヨークおよびアジア各地へのグローバル展開も積極的に行っていきます。加えて、３つ目の柱である事業再生ビジネスを核とした新たなサービスを意欲的に展開することで、社会に貢献する企業を目指します。
日本経済新聞 2013/3/4
貸会議室最大手のティーケーピー（ＴＫＰ、東京・新宿、河野貴輝社長）は仕出し弁当事業を本格展開する。老舗の弁当製造販売会社、常盤軒（東京・大田、小松久美子社長）から仕出し弁当の製造販売事業を買収した。外部調達が主だった仕出し弁当の内製化を進める。会議室とセットで提供しやすくなり、顧客の利便性を高める。
常盤軒は老舗有名ホテル向けに仕出し弁当を供給するなど、味や品質に定評がある。直近の仕出し弁当事業の年間売上高は約５億円。買収額は明らかにしていないが数億円のもようだ。
ＴＫＰは全額出資子会社の常盤軒フーズ（東京・新宿）を設立、仕出し弁当事業に関連する工場などの資産を譲り受けた。約３０人の正社員も受け入れる。自社の会議室サービスに活用するだけでなく、他の施設向けへの供給や百貨店などでの販売も視野に入れる。
ＴＫＰの料飲事業の年間売上高は約２０億円。今回の事業買収を機に早期の倍増をめざす。