やっとパンズ・ラビリンス 見た。★★★★-
良かったけど、重くて大変だった。
拷問シーンとか駄目な人には少しきつい映画かもしれない。

1944年のスペイン、内紛集結後も軍とゲリラの戦いが続く山奥が舞台で…、
まあ特に何の情報もいらないで見れる。


ファンタジーと現実が同時に進む。
ファンタジーのクオリティが高い。
クリーチャーのデザインや、ファンタジー独特のギミック感あふれる設定など、22歳の子供心を揺さぶるものが沢山ある。
R12指定だけど、万が一子供の頃に見てしまっていたら、ものすごく影響を受けていそう。というか、確実にトラウマ。
メイク、美術、撮影と、美術系のアカデミー賞を3つも穫ってる。
脚本、作曲、外国語映画もノミネート。前評判高い。

とにかくクリーチャーのデザインと完成度が凄い。
どう考えても気持ち悪いけど。
けど、ちょっとファンタジーのボリュームが足りなかった。もっと色々見たかった。
物語の大事な部分を優先した結果だと思うけど、形から入るタイプだから、ちょっと物足りない。


いい時期までオチが読めなかったのも良かった。
ギレルモデルトロ監督の腕か。凄い名前だ。
この人の映画は擬音にすると「ベットリ」だ。


多少の拷問シーン大丈夫で夢見がちなやつには必見のファンタジー。
ファンタジーだけど新しい見せ方。

画像はミニョーラ版ポスター。
ギレルモデルトロとマイクミニョーラはヘルボーイ繋がりの仲良しさん。



ダーウィン・アワード
見たい。☆☆☆+
ダーウィン・アワードてのは、その年にもっとも愚かな死に方をした人に、この世からバカな遺伝子を減らしたことへの感謝の気持ちから送られる実在の賞。
それをテーマにした映画。
実在の賞なら、できればドキュメントで見たかった。
トレイラー見たらなんとなくオチが想像つくけど、まさかそんな簡単なオチではないよね。という危惧をこめた期待値。
ただのネタ系映画になっていないことを祈る。