第56回NHK福祉大相撲2/25放送!市川由紀乃丘みどり柏木由紀水森かおりコメント、第53回レポ | KONCHAN 音楽プロデューサ-のよもやま話

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第53回NHK福祉大相撲レポート 2020年2月11日両国国技館

 

2020年2月11日は両国国技館で第53回NHK福祉大相撲が開催されました。幕内取組のほか、力士と歌手の「お楽しみ歌くらべ」、相撲の禁じ手などを面白おかしく実演する「初っ切り」など、本場所では見られないプログラムが盛りだくさん。なお、この催しの純益は、全国の福祉施設に福祉車両「福祉相撲号」を贈るために使わせていただくとのこと。1985年に現在の国技館へ移り今回で53回を数える、本興行では、太鼓の打ち分け、相撲甚句、初切、幕内力士と横綱の土俵入りと幕内取組など、他の花相撲でも行われているものの他に、力士が「お楽しみ歌くらべ」と呼ばれる、女性歌手と力士による歌謡ショーも行われる。本興行の模様は2/22にNHK総合テレビでダイジェスト放送されました。なお文章中の解説はウィキペディアを参照一部引用させていただきました。

私は両国駅からのぼりばたの並ぶ道を通り入口へと向かいました。国技館の文字の書かれた看板を見ながら、中に入ると元大乃国 の芝田山親方がサイン会を開いていました。

会場の中に入ると正面に日本の国旗があり、左が東方、右が西方となっています。西方のほうに特設ステージが設置されており、ステージに向かっては東方が正面となります。私は正面のほうの席でしたが、相撲を見るみは良い一でありますが、ステージは斜め横から見ることとなります。会場は2層造で一回が枡席、2階がいす席となります。普通のコンサート会場と違うところは、枡席などで皆で囲んで食事などしながら相撲を観戦できるところでしょうか。2回上方には歴代の優勝力士の額が飾られていました。歴史と伝統のある国技館には圧倒される存在感がありますね。

先代は現在の国技館とは異なり、京葉道路沿いの本所回向院の境内にあった。その後、日本大学が日本相撲協会から旧国技館(墨田区両国)を買収。1958年(昭和33年)から1962年(昭和57年)までの間は、日本大学講堂だった。1985年(昭和60年)1月場所より使用されている現在の国技館は2代目であり旧両国貨物駅跡地に建設された。1980年(昭和55年)2月、会談が都庁で開かれ、新国技館の建設と蔵前国技館跡地の処分について決着を見た。、1983年(昭和58年)4月27日に着工した。大相撲のなど本場所、引退相撲、NHK福祉大相撲で協会自らが使用するほかプロレスやコンサートなどのイベントが行なわれている。

 

太鼓の打ち分け

 

(上記映像は2018年のものです)

第一部が始まり毎年恒例の太鼓の打ち分けを披露。太鼓には大相撲興行の開催を初日前日に知らせる「触れ太鼓」、開催中に毎朝叩かれる「寄せ太鼓」、本日の取組終了と明日の開催を知らせるため、一日の最後に叩かれる「跳ね太鼓」があります。触れ太鼓とは、大相撲興行初日の前日に太鼓を叩きながら街中を練り歩き大相撲興行が開催されることを多くの人に知ってもらうために触れ回る太鼓のことを言います。寄せ太鼓とは、大相撲興行が開催される朝に叩かれる太鼓のことを言います。寄せ太鼓は江戸時代から大正時代頃までは、夜明け前に叩かれていたそうです。開場と同時に前座さんが大太鼓を長バチで打ちます。これを一番太鼓と言 います。

 

相撲甚句

 

次は相撲甚句の披露でした。歌詞は7、7、7、5の甚句形式。土俵上で力士5〜7人が輪になって立つ。輪の中央に1人が出て独唱する。周囲の力士たちは手拍子とどすこいほいあ〜どすこいどすこいといったような合いの手を入れる。起源、発祥についての定説は無いが、享保年間には流行歌として定着したものと見られている。現在では、相撲教習所の教養科目として必須科目に取り入れられている。

 

その後は幕下優秀力士トーナメントが行われました。これから相撲界を背負う若き志士たち。掛け声もかかり土俵上から出たエネルギーがが観客の皆さんにも伝わっていたと思います。

 

初っ切り

 

先ほど説明いたしました触れ太鼓の後、福祉相撲の名物でもある初っ切りが始まりました。幕下以下の力士二人と行司が土俵にあがり、対戦形式で禁じ手を紹介する。例えば相手を蹴り倒したり、力水を吹き掛けたり、現代のものでは他の格闘技の技を見せたりもする。禁じ手を用いているが、初っ切りに限り反則負けはなく、勝負はなかなか付かない。これは、オチがつくまで行司が「本来なら反則負けのところを、格別の情けをもって」と宣言を繰り返し行う。土俵上での力士のユニークなパフォーマンスにあちこちから笑いが起こっていました。

 

インタビューコーナー あのヒトにききたい1 徳勝龍関

 

インタビューコーナーでは先日初場所で20年ぶりの幕尻友松を果たした徳勝龍関が登場しました。同期の力士たちとのかかわりや大阪場所にかける意気込みをお話ししました。頑張れ!徳勝龍1

 

福祉相撲贈呈式

 

この催しの収益は福祉事業にあてられ、ことしも全国各地の福祉施設に6台の車両が贈られ、日本相撲協会の広報部長を務める元横綱・大乃国の芝田山親方から福祉施設の代表者に車の鍵が手渡されました。

 

お楽しみ歌くらべ

 

15時ころからは福祉大相撲当初より続いている名物お楽しみ歌くらべです。このコーナーでは歌自慢の力士と女性歌手がペアとなり、それぞれ歌を披露するというもの。お相撲さんは歌がうまいと評判ですが、その中でも歌のうまい力士が登場しているようで、プロさながらの歌唱を聴かせてくれました。もちろん女性歌手とのデュオも聴きもの。普段聴くことのできない歌や笑顔の表情を見せてくれて場が華やかなムードになりました。2/22の放送を見られた方も多いと思うので、放送された部分は簡潔に述べ、その他歌手の皆さんのコメントなどを多く載せたいと思います。

 

出演歌手:岩佐美咲、丘みどり、おかゆ、柏木由紀、水雲-MIZUMO-(50音順)

出演力士:北勝富士、阿武咲、竜電、千代丸、勢(番付順)

 

舞台は西側に設置され、東側が正面になります。真正面だと土俵の屋根があるので観にくい方もおられたと思います。演奏はフルバンド編成でNHKさんらしくセットも立派なものでした。ステージが始まり力士と女性歌手がペアとなって上段から一組一組デュオで歌を歌って降りてくるスタイル。それぞれ振り付けもあってよく練習していたんじゃないかと思います。トップバッターは阿武咲関&水雲が絢香×コブクロさんの「WINDING ROAD」を見事なハーモニーで聴かせました、2番目に千代丸関&柏木由紀さんが「打上花火」を歌って登場しました。二人の掛け合いがが面白かったです。

3番目に.「世界にひとつだけの花」を北勝富士関&女ギター流し・おかゆさんが歌い、福祉相撲5回目出場の勢関&紅白3回出場・丘みどりさんが.デュエット曲「別れても好きな人」を披露、「さあみんなで一緒に歌いましょう」と最後に登場したのが竜電関&岩佐美咲さんで「.パプリカ」を披露しました。竜電関も岩佐さんも振り付けを頑張って練習したらしく、ヘッドセットを付けて楽しく踊っていたようでした。岩佐さんだけでなく竜電関の踊りも可愛かったです。笑 会場のお子さんたちもノリノリで歌ったり踊ったりして盛り上がりました。

日本相撲協会インスタより

パプリカ」は、米津玄師の作詞・作曲、プロデュースによる小中学生]の音楽ユニット「Foorin」(フーリン)の楽曲。「NHK2020応援ソングプロジェクト」応援ソングとして製作された。NHK『みんなのうた』2018年8月・9月の曲。2018年08月15日にリリースされ翌2019年に入ってロングヒットとなり、MV再生回数が1億回を超え子供から大人まで幅広い年代にわたる社会現象となっている。第61回日本レコード大賞受賞曲。NHKさんがこのコーナーの最後にこの曲を持ってきたのはうなずけますねえ。そしてダンスもうまい岩佐美咲さんと劉電関を起用したのも適格だったと思います。SNSではこの放送の「パプリカ」のことが話題になっていました。

日本相撲協会インスタより

ここからは一人ずつそれぞれ選んだ歌を披露します。千代丸関が同郷で同い年の柏木由紀さんとと念願の共演。以前から大ファンと公言しており、AKBの握手会にも通うほど。「目を見たいけど見れない。お相撲さんになって1番緊張しました」。柏木から「国技館で歌うことは本当にないことですし、千代丸関がリードしてくれました」。握手会参加した時どうでしたと問われ「あっお相撲さんだと言われた」ゆきりん「やっぱりファンの中でもオーラがあって覚えてます」。

千代丸関がよく打ち上げや宴会などで披露するという「恋するフォーチュンクッキー」。「どうです、柏木さんにおねだりしてみては」ゆきりん「見たいです」千代丸「それはやるしかなです」。ゆきりんの歌と手拍子に合わせてかわいく振り付けを行い、ゆきりん「すごい、完璧!素敵すぎてAKBのメンバーとも共演していただきたいです」千代丸関「ぜひセンターでよろしくお願いします」。千代丸ファンの人からも千代丸たんといわれ、表情が可愛いと評判で、この日も寝顔の写真などを披露。ゆきりん「かわいい、待ち受けにしたい」千代丸関「へへへ、ちょっとデレデレしすぎですね」。岩佐美咲さんも「かわいい、疲れているとき癒されそうです」。歌った曲は「さよならエレジー」、「僕の心のアイドルゆきりんに歌っていただきます。聴くと元気が出る曲です」と「365日の紙飛行機」を歌いました。

阿武咲関&水雲が登場し阿武咲「トップバッターだったので、心臓が出そうなくらい緊張しました」水雲「声が優しくて気持ちよくハモらせていただきました」。水雲でアメリカ人のメンバーがいて英語で素晴らしい経験と話していました。「いかがですか阿武咲関?」「はい、英語苦手なんで」。阿武咲関には年の離れた弟が3人いて、「何て呼ばれるんですか?」という問いに「ほんとはににいとかかわいく呼ばれたいんですけど、お兄さんと呼ばれています」。テレビで力強く応援してくれるそうです。選んだ歌はAIさんの「Story」、「ほんとに好きでカラオケとかで歌います」と甘い伸びのある声で聴かせてくれました。3人組の水雲も素晴らしいハーモニーで「泣いちゃえ渡り鳥」を歌いました。

 

初場所技能賞を受賞した北勝富士関&おかゆさんが登場「この成績に満足せず頑張ります」また先月ご結婚をされたそうで、おかゆ「私独身なんですけど結婚っていいもんですか?」.北勝富士関「お帰りとか帰ってきてあったかいごはんとか作ってもらえるのはホントにうれしい」ミュージカルが好きで「人に感動を与えて相撲と同じで一発勝負でお客さんい最高の舞台を見せるところが好きです」。劇団四季の劇場でプロポーズをされたそうです。「お互い劇団四季が好きで、お互い好きなところで片膝をついて結構してください」とプロポーズされたそうです。おかゆ「ほんとに憧れます。うらやましい」。ソロでは妻を思って尾崎豊の「I LOVE YOU」を歌い、おかゆさんは「ヨコハマ・ヘンリー」を歌いました。.北勝富士関「歌い始めるまでは緊張した。あれだけの人数の前で歌うことは少ないので」。ソロ曲として、大好きな「ライオンキング」を選曲する可能性があったか問われると「ライオンキングは“神聖”なので」。

おかゆさんコメント「写真からも伝わってくる優しいオーラ… ギリギリまでとても緊張していたのですが…温かいお人柄の北勝富士関に助けて頂き楽しくステージに立たせて頂きました。大好きな名曲を両国国技館という舞台でステキな力士の方とご一緒出来て光栄でした。北勝富士関の甘〜い歌声や気になるプロポーズのお話、貴重なトークなど…放送をどうぞお楽しみに。改めて、会場でご覧くださいました皆様、、ご一緒しました力士の皆様、歌手の先輩方、スタッフの皆様、関係者の皆様、記事を取り上げてくださいましたマスコミご関係者様、来られなかったけどエールを送ってくださった皆様、本当に…ありがとうございました!」(おかゆさんブログより)

 

ひときわ声援も大きい中、次に登場したのは竜電関&岩佐美咲さんです。初場所10勝5敗の好成績、竜電関「好調の理由はたくさん応援してくださる方がいて、支えてくれる奥さんがいたこと」ご結婚もされましたが、ワンちゃんも飼っていて、愛犬がいることも好調の理由だそうです。「愛犬の桃太です」岩佐さん「桃太?かわいい」竜電関「いるだけで可愛いんです。この顔とか最高じゃないですか」岩佐さん「私もチワワを飼っていて、余計小さく見えます」竜電関「でもチワワの中じゃ大きい方です。自分が持つと小さく見えます」岩佐さん「そうなんですか、すごく小さく見えます。何か芸はできるんですか?」竜電関「いや何もできないですけど餌を催促することだけはうまいです」「かわいくてしょうがないです。一緒に散歩します。もともと奥さんが飼ってて、今は私が恋してます」。選んだ曲は「もう恋なんてしない」。高い声がよく出て、すごく声量のあるいい声だと思いました。

「続いては岩佐美咲さんが悲しい失恋演歌を歌います」と「恋の終わり三軒茶屋」を歌いました。両国国技館という特別な場で歌っていただいて私も嬉しかったです。岩佐さん、竜電関はとっても優しく気さくなお方で緊張をほぐして下さって一緒に歌わせて頂けて光栄でした。とお話しております。岩佐さん始まる前は慣れない舞台でドキドキとお話しておりましたが、竜電関がとってもいい方で良かったですね。やっぱり強ういは優しい。ワンちゃんをかわいがっているなんて土俵上ではなかなか見れない姿です。お相撲さんみんなチャーミングでますます応援したくなりました。

 

岩佐美咲コメント「NHK福祉大相撲、無事終了致しました。皆さんの応援のおかげで楽しく歌わせて頂くことが出来ました。あたたかい声援とっても心強かったです。ありがとうございました。黄色い法被も…見つけましたよ 笑 今回私は竜電関と「パプリカ」を歌わせて頂きました。初めての舞台でかなり緊張してしまっていた私ですが…竜電関がとっても優しく気さくなお方で緊張をほぐして下さって…一緒に歌わせて頂けて光栄でした。振り付けも頑張って覚えました。皆さん一緒になって踊って下さって嬉しかったな〜〜 竜電関に色紙まで頂いてしまいました。今度絶対にお相撲、観に行きます。そして応援させて頂きたいです!本当にありがとうございました!」(岩佐さんブログより)

 

最後に登場したのは.勢関&丘みどりさんです。各界随一のイケメン勢関、ファッションにもこだわっていて、最近特に気になるアイテムはメガネ、「顔がでかくてなかなか合う眼鏡がない」という勢関、悩みを解消して本場所に臨んでもらうべく、実際にいくつか大きいサイズのメガネを用意。その中から丘みどりさんに選んでもらいました。「そうですね。勢関おしゃれなんでこれなんかどうでしょう」選んだのは丸い形のサングラス。後ろを向いてメガネをかけ、ぱっと振り向くと、丘さん「ハハハ、似合ってます。すごくおしゃれ」と笑いが止まりません。「はみでてるんですけど。違和感があります」それではご自分で選んでくださいと言われ選んだのは黒縁のメガネ。丘さん「あっいいですね、かっこいいですね、違和感なく」

先ほどから千代丸関が小松さんにメガネをかけたい素振り。「せっかくなんで柏木さん選んでください」。選んだメガネは小さい丸型のメガネ。顔が大きすぎてなかなか耳に届きません。やっとかけることができ振り向くと、柏木さん「ハハハ、やっ素敵、想像をはるかに超えて120点です」勢「最高ですね、違和感ないです」。「勢関せっかくですから眼鏡をかけたまま歌ってください」。選んだ曲は父親が好きだという五木ひろしさんの「契り」を素晴らしい歌唱力で披露。.丘みどり)さんは新曲の「五島恋椿」を披露。美しい声を国技館に響かせました。

 

丘みどりコメント「大きな勢関の歌声はそれはそれは繊細でとーっても美声でした!一緒に歌わせていただき感動!そして新曲も歌わせていただきました!会場は両国国技館 こーんな広い会場でも皆さんのことを見つけられるのは日頃の皆さんへの愛と視力の良さです。笑」(丘さんブログより)

 

お相撲さん歌もうまい。うまい人が出ていることもあると思いますが、音程の取り方がうまいだけでなく声量もあって、すごくいい声です。皆さん増位山さんみたいにプロ歌手でも通りそうですね。観客の皆様の声援も励みになりました。それぞれの方に大きなコールもいただき、女性歌手の皆さんも心強かったと思います。AKB48にいたわさみんにとってゆきりんと共演できたのも、なんか不思議な感じで、本人にとっても幸せな出来事だったんじゃないかと思います。

 

「NHK福祉大相撲でゆきりんさんとご一緒させて頂きました。まさかお仕事でお会い出来ると思わなかったからすごく嬉しかったです。ど緊張していた私ですがゆきりんさんがいて心強かったですし、空き時間お喋りしてくれて楽しかった〜」(岩佐さんブログより) またお相撲さんの普段本場所では見ることのできない表情も見れて幸せでした。この番組を見て相撲を見て応援したくなる人も多いんじゃないかと思います。これからもこの企画ぜひ続けていってください。出演者の皆さん、スタッフさん、観客の皆様ありがとうございました。

 

岩佐美咲さん福祉相撲が終わった後は「ちゃんこ鍋食べて帰りました。両国国技館からのちゃんこ鍋。最高の流れですね…!!増位山太志郎さんのちゃんこ鍋屋さんにも1度行ってみたいんです。寒いうちに行けますように」(岩佐さんブログより)とのことでした。

 

 

セットリスト 2020年2月11日両国国技館

  

  01.WINDING ROAD(阿武咲関&水雲)
  02.打上花火(千代丸関&柏木由紀)
  03.世界にひとつだけの花(北勝富士関&おかゆ)
  04.別れても好きな人(勢関&丘みどり)
  05.パプリカ(竜電関&岩佐美咲)
  06.さよならエレジー(千代丸関)
  07.365日の紙飛行機(柏木由紀)
  08.Story(阿武咲関)
  09.泣いちゃえ渡り鳥(水雲)
  10.I LOVE YOU(北勝富士関)
  11.ヨコハマ・ヘンリー(おかゆ)
  12.もう恋なんてしない(竜電関)
  13.恋の終わり三軒茶屋(岩佐美咲)
  14.契り(勢関)
  15.五島恋椿(丘みどり)

 

 

幕内取組

 

第三部は16:20頃より幕内取組です。取組に先だって横綱白鵬による綱締め、幕内、横綱土俵入りが行われました。この模様は放送もされましたので内容は割愛させていただきます。次の大阪場所が楽しみですねえ。

 

横綱綱締め実演

上記は2018年の映像です。

 

幕内土俵入り

(上記は2020年大相撲トーナメントの映像です。)

取組で東方から上がる力士は東方から、取組で西方から上がる力士は西方から土俵入りをする。化粧廻しをした力士が花道奥に集合、行司が先導して入場し、番付の低い順に土俵に上がり、俵に沿って円く並ぶ。主に力士が土俵に上がる際に名前と出身地と所属部屋が紹介される。三役の力士は必ず階級を呼ばれる。全員が土俵にあがるまでは各力士は外側を向き、最後の力士があがるときに内側に向き直る。全員が勢揃いすると、拍手を打ち、右手を挙げ、化粧廻しをつまみ、両手を挙げるという一連の所作を行う。

 

横綱土俵入り

幕内土俵入りが東西両方で終わった後に呼出が土俵を掃き清める。立呼出および立行司に先導され、土俵下で左から順に太刀持ち、横綱、露払いの順に並んで同時に土俵に上がり、横綱は柏手を打つ。横綱が土俵中央に進み出て、正面を向いて再び柏手を打ち、右足→右足→左足の順に四股を踏む。この時観客から「よいしょ!」と掛け声が飛ぶ。土俵の上り口で再び柏手を打ち、全員一礼の後退場する。以上一連の動作をその日出場している横綱全員が順番に行い、場内は中入りに入る。

 

幕内取組

 

鶴竜や御嶽海などの休場もあり取り組みは若干変わりました。

今更説明す妻でもなく皆さんよくご存じと思いますが、一様書きます。原則として幕内下位および十両の力士は初日は同地位の力士と対戦するように組み、おおむね序盤戦は番付の近い者同士で取組を編成する。逆に横綱・大関は序盤戦に関脇以下の力士と対戦し(初日は原則として横綱と小結が対戦するのが慣例となっている)、千秋楽に同地位の力士と対戦することを慣例としている。また、幕内の優勝争いの展開によっては、横綱・大関同士の対戦順を入れ替えて、千秋楽まで優勝争いが続くよう配慮する場合がある。土日にあたる初日、7日目、8日目には注目の取組(人気力士同士の対戦や、注目力士が横綱・大関と対戦する等)が組まれることが多い。やあ、袁逢のアクロバティックな相撲には拍手喝采でしたね。結びの一番は白鵬VS貴景勝でした。どちらが勝ったかは番組のほうでお楽しに。私も久しぶりに国技館で相撲を観戦することができ感激いたしました。

 

弓取式

(映像は2019.9.29の稀勢の里・断髪式 付け人・淡路海による弓取式です。)

平安時代に行われた相撲節会で左近衛府と右近衛府に分かれ相撲を取り、勝った方の立会役がを背負って勝者の舞を演じたことが始まりといわれている。元々は千秋楽にのみ行われ、この場所最後の勝者を称えてのものだった。そのため千秋楽結びの一番が5引分や痛み分けの場合は中止された。952年月場所からは、毎日行われるようになった。

 

この日は昼から様々な大相撲の儀式に触れることができ、その魅力を再認識することができました。お楽しみ歌くらべでは、普段聴きなれている歌手の皆さんも、いつもとは違った舞台で拝見することができ、力士の歌のうまさにも感動した素晴らしい一日でした。歴史ある日本の国技、大相撲のますますの発展をご祈念いたします。この場を用意してくださり、福祉のためご尽力くださったNHK、教会の皆様、力士の皆様、出演者、スタッフの皆様に感謝いたします。また遠くからもお越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。