岩佐美咲ファーストコンサート〜無人駅から 新たなる出発の刻〜レポ 2016年1月30日浅草公会堂 | KONCHAN 音楽プロデューサ-のよもやま話

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岩佐美咲ファーストコンサート〜無人駅から 新たなる出発の刻〜

レポート 2016年1月30日浅草公会堂

 

DVD岩佐美咲ファーストコンサート〜無人駅から 新たなる出発の刻〜より引用させていただきました。

岩佐美咲さん2021年は、2012年2月の演歌歌手デビューから10年目。2016年3月、約7年間在籍していたAKB48を卒業したのを機に演歌歌手一本で活動してからは、若いファンだけではなく中高年まで幅広いファン層に支持され、これまで5回行ってきた演歌のソロコンサートも毎回、満員のファンを集め、大盛況を収めています。岩佐美咲ファーストコンサート〜無人駅から 新たなる出発の刻(とき〜は2016年1月30日で開催された、自身初となるソロコンサートです。チケット一般発売でほぼ完売、今回は当日券が若干出ましたが、ほぼ完売したようで、約1100人動員しました。

浅草公会堂は1浅草雷門と浅草寺本堂の中間くらいの通りを横に入ったところにある台東区立のホール。1977年10月にこけら落としが行われた。1974年3月に台東区役所浅草庁舎を取り壊して建てられた。 これに伴い、ホール前の通りの名称が「区役所通り」から「浅草公会堂オレンジ通り」(現在は「オレンジ通り」)になった。

大衆芸能の振興に貢献した芸能人の功績を称え、その業績を後世に伝えるために昭和54年より手型とサインを「スターの広場」に設置しています。正面入り口前には、大衆芸能の分野で多くの人々に愛され親しまれた浅草ゆかりの俳優、落語家、歌手、芸能人の方々の原寸手型とサインが並べられています。大ホールは客席1082名。公共施設としては他に類を見ない本格的な長さ18mの花道が設置できます。このホールの大きな特徴は、歌舞伎や日本舞踊の臨場感あふれる舞台を演出する花道が設置できることです。第1緞帳「たいとう」第2緞帳「浅草」2種類の緞帳がホール内に独特の雰囲気を創り上げ、素晴らしい舞台の始まりを告げます。なお2021年3月現在回収中とのことです。

浅草公会堂HPより引用

ホールは1100名のキャパで3階席までありますが、ステージは見やすく中規模程度のコンサートを開くのに適した広さです。普段は歌舞伎や数々の有名演歌亜歌手の公演も開催され花道もありますが、この日は花道のない形でのコンサートとなりました。由緒ある浅草公会堂での岩佐美咲初のソロコンサート、本人ならずとも関係者や皆さんにとっても大変喜ばしい公演でありました。この公演の模様を収録したDVDが発売されましたが、当日の事を思い出しながらレポ、思うところなどを書いてみたいと思います。岩佐さんにとっては21歳のお誕生日をコンサート当日の1/30に迎え、お祝いムードもさることながら、ソロコンはこれまで世に出たオリジナル曲や、他ではなかなか聴くことのできないカバー曲も含め、新たなな挑戦の場でもあり、岩佐さんの歌手人生にとっても重要な位置づけのコンサートになっています。そのことはファンもよく承知していて、今回の〜無人駅から 新たなる出発の刻(とき)〜という趣旨に賛同したいという方が多くいた事も人気を集めた要因になっていると思います。

浅草公会堂HPより引用

今回のタイトルは「〜無人駅から 新たなる出発の刻(とき)〜」となっています。2012に無人駅で演歌デビューした岩佐さんですが、これまでの演歌、歌謡曲をリスペクトしつつ、自分なりの解釈を加えて、新しい演歌の形を作り出そうと努力してきました。AKB初の演歌歌手としてデビューした岩佐さん、演歌歌謡曲への愛情が深まってゆきます。そして今回自身初のソロコンサートを迎えるにあたりある一大決心をいたしました。AKBを卒業して演歌一本でやってゆく。このコンサートでその発表があり、まさしく新たなる出発のときを迎えるコンサートとなったのです。その意味で彼女にとっても一つの転機となった出来事であり、その後の岩佐美咲の方向性をを彼女なりに模索したコンサートだったのかもしれません。ここで岩佐美咲さんのソロコンサートの歴史を振り返ってみましょう。

  • 岩佐美咲ファーストコンサート〜無人駅から 新たなる出発の刻(とき)〜(2016年1月30日、浅草公会堂)
  • 岩佐美咲コンサート〜熱唱!時代を結ぶ 演歌への道〜(2017年1月29日、浅草公会堂)
  • 岩佐美咲3rdコンサート 笑顔・心・感謝でつなぐ…至福の2日間(2017年7月22日 - 23日、よみうり大手町ホール)
  • 岩佐美咲コンサート2018~演歌で伝える未来のカタチ~(2018年2月4日、恵比寿ガーデンホール)
  • 岩佐美咲コンサート2019~世代を超えて受け継がれる音楽の力~(2019年1月26日、東京キネマ倶楽部)

このほかにアコースティックライブやソロコン以外のライブもあります。岩佐美咲さんは2012年に演歌デビュー以来9年間、出す曲はオリコンランキングをにぎわすなど、演歌界にとっても、重要な位置を占めるほど実績を重ねています。

 

 

コンサート開園まで

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前置きが長くなりました。本題に入りましょう。私は時間が空いたので近くの浅草寺や付近のお店等浅草周辺を散策し、その後に会場に入りました。会場前のロビーに着いた頃にはまだ人がちらほらでしたが、時間が近づくにつれ岩佐さんのファンの方達でいっぱいになりました。ソロコン当日は開場前にグッズ販売と、CD予約特典の配布があり、お買い求めの長い列ができていました。またごめんね東京のCDを買うと日付の入ったサイン入りクリアファイルがもらえるとあって、こちらのほうも列ができていました。なお今回のチケットの限定特典としてわさみんの手形とサイン入り色紙を受け取りました。さらに「ごめんね東京」の応募特典の「バックステージご招待」の21名が会場内に案内されました。バックステージでは「時の流れに身をまかせ」の歌唱があったようです。

見出し上部と以下2枚の画像は岩佐美咲ブログより引用

これらの長い列が途切れることなく、開園時間が迫ってきて、開場後もなかなか中へ入ることができませんでした。やっと中へ入ると関係者の皆さんやAKB48一同、ファンの方たちからのわさみんへの思いの詰まったお花が飾ってありました。岩佐美咲ファンクラブは「わさ民」というのですが、わさ民が発足したのは2016年この年の6月でしたね。岩佐さんは事あるごとにファンクラブを作りたいといっておられましたが、ファーストコンサートとともにこの年に発足されたのは、彼女にとってもうれしい出来事だったと思います。わさ民は重要なコンサートの時などはいつもわさみんの趣味に合ったお花を送っていただけて、わさみんといつも一緒に熱い声援を送っていただける大切な方達なんだと思います。

以下の画像は記載のものを除きDVD岩佐美咲ファーストコンサート〜無人駅から 新たなる出発の刻〜より引用

岩佐美咲インスタより引用

2015年9月AKB48じゃんけん大会で岩佐美咲さんが日本海老協会公認の 海老好きとして登場

AKB482014年の全国ツアーで着た衣装。今回のコンサートでもこちらにしようか悩んだとのこと。

2012年10月AKB48チームA目撃者公演。帽子があるので髪型が選べなかったそうです。

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「ドレミファ音痴」は2012年8月発売「ギンガムチェック」のネクストガールズによるカップリング曲。

 

会場内ロビーには岩佐さんがこれまで着用してきた思い出深い衣装の数々が展示されていました。AKB48のじゃんけん大会で着た独創的なエビの衣装。全国ツアーやAKB劇場での目撃者公園で着た衣装、岩佐さんが総選挙で最高位を獲得し、ネクストガールズのセンターを務めた「デレミファ音痴」という楽曲の衣装などが展示されていました。これらの貴重な衣装を間近で見ることができたのもこういうお祝いの日ならではということなのかもしれません。3階席の最上手側にはAKBメンバーも集まっておられたようです。石田晴香さん田名部未来さん内田真由美さん佐藤亜美菜さん大家志津香さん宮崎美穂さん中田ちさとさん仲谷明香さん福岡聖菜さんがおられたようです。席に着いてから開演まではあっという間でしたね。時間が少々押していたような気がします。

 

音楽ナタリーより引用

岩佐美咲1stコンサート〜無人駅から 新たなる出発の刻〜本編

 

「こんにちは~岩佐美咲です。皆さん来てくれてほんとにありがとうございます。準備はできてますか~うれしい。今日は短い時間ではありますが、あっ今日は短くないか。今日は一緒に楽しみましょうね」という影アナに続き、ブザーが鳴りコンサート開演です。オープニングの音楽が流れ「初酒」で登場。岩佐さんは紺を基調としが柄の入った華やかな中にも落ち着いた感じの衣装で登場。「初酒」は2015年一年間かけて歌いこんだ曲で、20歳になってお酒を飲める喜びを歌った曲。出だしやや不安定なところもあり、岩佐さんややはり緊張していたようです。

続いて「鞆の浦慕情」を歌いました。この曲はオリコン週間チャートで1位をいただいた楽曲であり、広島の人たちに熱烈に迎えていただいて、岩佐さんにとっても思い出深い曲になったと思います。また今回は岩佐さんの歴史の中でも、特に時間と労力のかかったコンサートではなかったかと思います。岩佐さん練習に練習を重ねてこのコンサート当日を迎えることができました。初めて歌う曲もたくさんあり、ギターの弾き語りなどいろいろ挑戦することばかりでなかなか大変なコンサートだったと思います。またこの日は初めてのソロコンであるとともに、1/30は岩佐さんのお誕生日であり、AKB卒業発表など盛りだくさんのステージでした。

「皆さんこんなんは~、岩佐美咲で~す。よろしくお願いします。ありがとうございます。いよいよ今日を迎えることができました。初めてのソロコンサートです。(ひときわ大きい声援に)あまり言わないで涙がこぼれちゃう。みんなの顔見ると泣いちゃうので見れなかった。たっぷり頑張ってみますね。私の夢であったソロコンサーとを開くことができました。たくさんの人のおかげで今日を迎えることができました。事務所、レコード会社、ご支援をいただいている関係者の皆様、そして何よりもここに来て下さった皆様、応援してくれるファンの皆様、本当にありがとうございます。みんな私のために来てくれているというのがうれしくて。今日初めての方いらっしゃますか?いっぱいいる。ありがとうございます。最後まで精いっぱい歌わせていただきますよろしくお願いします。今までAKBの曲を演歌バージョンにしてCDにお収録してきたんですけど、次はその曲をメドレーでお届けします」

 

AKB48楽曲演歌バージョンメドレー

 

曲は「フライングゲット演歌Ver」、.「ハロウィン・ナイト演歌Ver」、「レット・イット・ゴー~ありのままで~演歌Ver」、「.ヘビーローテーション演歌Ver」、「恋するフォーチュンクッキー演歌Ver」.でした。それぞれ個性あがあってAKBの曲も演歌にするとこうなるのかという面白ささがあります。「.ヘビーローテーション演歌Ver」、「恋するフォーチュンクッキー演歌Ver」はイベントでも時々歌い、「ハロウィン・ナイト演歌Ver」はハロウィン時イベントがあると必ず歌いますが、「フライングゲット演歌Ver」は津軽三味線の前奏に続く歌いだしが難しくて、イベントでもなかなか歌わないのです。AKBの歌の演歌Verの中でも特に独創的アレンジで、貴重な曲になっていると思います。「レット・イット・ゴー~ありのままで~演歌Ver」は演歌で歌っても岩佐さんの伸びがあって透明感のある歌声が響いて、素敵な空間を作り出していました。

「いかがでしたでしょうか?結構原曲とは違っていて、この曲何の曲だと思った方もいらっしゃったと思いますが、ありのままでは初めてAKBの歌以外で演歌バージョンで歌った曲で、これからもいろいろな曲を演歌バージョンで挑戦したいです。手を振りたいですけど振ると歌詞飛んでしまうんじゃないかと思って。ペンライト黄色と赤で決めたんですよ。みんなグッズ買ってくれましたか?Tシャツは売りけれたそうで、ありがとうございます。今回ゲットできなかった方もどこかでまたゲットできる機会も作りたいと思います。いろいろグッズ作って頂いてありがたいです。次はカバー曲を3曲続けて歌いたいと思います」

 

 

演歌カバー曲コーナー

 

曲は「津軽海峡・冬景色」、.「アンコ椿は恋の花」、「.天城越え」でした。岩佐さんはは2010年10月9日・10日に開催された『AKB48 東京秋祭り』1日目の「ゆるゆるカラオケ大会」で「津軽海峡・冬景色を歌い、2日目の「ぐだぐだカラオケ大会」で「天城越え」をこぶしの効いた歌声で熱唱し優勝しました。ちなみにこの時獲得したハワイ旅行は手元に届いていません。この時のカラオケ大会がきっかけで秋元氏より演歌を歌ってみないかということになり、2012年に演歌歌手としてソロデビューしたのであります。なので「津軽海峡・冬景色」「.天城越え」はこの歌なくしては今の岩佐美咲はなかったという重要な歌で、思い入れのある曲となっていいます。「アンコ椿は恋の花」は都はるみさんが力の入った独特の拳で歌うのですが、岩佐さんはもっと素直にチャーミングに歌いこなしています。今回のコンサートでは演歌のカバーも思い入れのある曲、初挑戦の曲と内容がバラエティに富んでいました。

「「津軽海峡・冬景色」は私が演歌デビューのきっかけになった歌で大事に歌わせていただいています。「アンコ椿は恋の花」、初めて歌わせていただきましたがいかがでしたでしょうか?やったね。「天城越え」もAKBのカラオケ大会で歌わせていただいて、6年ぶりに歌わせていただきましたが、その時いらした方いらっしゃいますか?すごいですねえ、いるんですね、予想では3人くらいかと思っていました。ほかに行ってた方もコンサートに来てくれた方いらっしゃると思います。そういう方もやっぱりわさみんだなと思っていただけたら嬉しいです。次も初めて歌わせていただく曲です「女のブルース」」。この曲は藤圭子さんの曲ですが、岩佐さんはすごくストレートな歌い方をします。現代的で暗さがなく聴きやすい演歌ですね。

 

渡り廊下走り隊7メンバーからのメッセージ

 

ここで渡り廊下走り隊7のメンバーからの祝福のメッセージが流れました。最初は浦野一美さん。わさみんは冷静に見れる子だと思いましたとのこと。多田愛佳さんは「お誕生日おめでとう」お互いにおお祝いしたりしているというようなお話をしていました。次に菊池あやかさん、わさみんは歌がうまいという印象だったというお話。仲川遥さん、わさみんらしさを出して演歌を歌うわさみんを知ってもらえるよう頑張ってくださいというようなお話。渡辺麻友さんはAKBメンバー唯一の演歌歌手ということで誇りに思っている。わさみんの第一印象は歌とダンスが上手で、注目されていた。わさみんはしゃべってることが面白くてトークのセンスとかが好きです。というようなお話。口々にに「わさみんお誕生日&ソロコンサートおめでとう」という言葉を送っていました。

 

写真撮影OKコーナーー

 

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そして「いよいよ写真撮影OKコーナーに入ります。準備はいかがですか?,3,2,1,0スタート!3階に来ちゃいました」わさみん、輝きのある素敵な白いドレスで登場3階席へ。「東京ブギウギ」を歌いながらと可愛らしい楽曲の特徴のある振り付けとともに歌いながら巡りました。

わさみん駆け足で階段を降り2階席へ。「.恋する夏の日」を歌いながら「いい感じで撮れてますか?次は1階に行ってきます」

「みんなありがとう、かわいく撮って」。そして再び歓談を降り1階席へ。「.東京のバスガール」を歌いました。「うーカメラが近い。すごい連写している方がいる」コーナーはまだまだ続きます。曲は「ブルー・ライト・ヨコハマ」「.瀬戸の花嫁」です。

ラウンドを終えてステージに上がり、松田聖子さんの「.赤いスイートピー」をかわいく歌唱。この曲は岩佐さんのファーストカバーアルバム、「リクエストカバーズ」で一番リクエストの多かった曲。岩佐さん松田聖子さんの歌はたくさん歌っていますが、この歌は聖子さんらしい曲で、わさみんにもぴったりの歌だと思います。「皆さんいい写真は撮れましたか?いいですか?今まだ大丈夫ですよ。大丈夫ですか?写真撮影OKタイムを終了します。3,2,1ドカーン!いい写真散れてたらツイッターのリプで送ってください。待ち受けにしてもいいんですよ。2ショット撮影みたいに撮っている人がいて頭いい。囲み取材みたいにこっちむいてとかすごいですね」

 

アコースティックパート ギター弾き語り、松井咲子さんピアノ伴奏

 

こんなものが出てきました、ギターです。今日は初めての私をお見せしたいと思って練習してきました。ああ、頑張りますよー。暖かく見守ってくださるとうれしいです。カバー曲いきます。聴いて下さい、「涙そうそう」」。岩佐さん、リハーサルではギターの弾き語りがうまくできなくて相当苦労したみたいです。今ではギター一本でアコースティックライブを開くまでになった岩佐さんですが、このコンサートでは人前で初めてギターの弾き語りを披露。確かにたどたどしいところもありましたが、バックの演奏にも助けられて、無事弾き終わりました。岩佐さんの「涙そうそう」はお涙ちょうだい的な押し付けがましさがなく、ナチュラルな歌い方で私はとても好きです。曲のイメージをありのままの形で表現できるところが岩佐さんのすごいところです。ギター演奏の良しあしにかかわらず歌がぶれないところも素晴らしいです。お客さんも手拍子で後押ししていましたねえ。

「ありがとうございます。手汗がすごい。でも精一杯練習してきたのでもう一曲やってもいいですか?「なごり雪」」。「なごり雪」はこの時以来何度となく歌われるようになり、今では安定した演奏ができるようになりました。こうやって彼女の成長を見守ることができるのも岩佐美咲ライブの楽しみの一つですね。

「ありがとうございます。緊張しました。もうしばらくやりませんのでいいお土産話にしてください。でもせっかく練習してるので、もっと上達して自分の一芸にしてキャンペーンとかでも演奏できればいいと思います。皆さん暖かく見守って頂きましてありがとうございます」

「唐突に始まりましたアコースティックパート、本日はスペシャルなゲストをお呼びしております」とここでハピーバスで―が流れる。ハッピーバースデートゥーユー、ハッピーバースデートゥーユー、ハッピーバースデーディアみさきー、ハッピーバースデートゥーユー、おめでとう!「ありがとうございます。聞いてないよー、ゲストの松井咲子さんです」松井「なんか私のファンがいますよ。美咲ちゃんがお誕生日を迎えるということでケーキを用意したんですけど、このケーキ美咲ちゃんのお姉さんに作って頂きました」

岩佐「お姉ちゃんありがとう。どこー、うれしい。ピアノっぽいBGMがあると思った。冒頭に言うべきだったのに誕生日だということすっかり忘れてて、皆さんの前で歌うことができて、お祝いしてくれて幸せです。咲子さん同期でAKBを卒業されて現役音大生なんですけど、AKBにいる時から私がコンサートを開いたら、咲子さんのピアノで歌わせてもらいたいなあとずっと言ってて、夢がかなうんですね。咲子さんがいてすごくリラックスしました」松井「メンバーも応援しています」岩佐「ほんとに夢のようです。では歌わせていただきます。「履物と傘の物語」」

履物と傘の物語」は2015年2月から3月まで、NNHK「みんなのうた」で放送された楽曲。みんなのうたにAKB48が初めて起用された楽曲。ある田舎の駅の近くに隣同士で、履物屋と傘屋をそれぞれ経営している、独身暮らしの2人のおばあさんの交流を描いた物語。CD「初酒」に岩佐美咲バージョンが収録されている。松井さんのポロンポロンと弾くピアノとかわいらしい岩佐さんの歌い方がマッチして、ほのぼのとした物語性のあるいい曲に仕上がっていました。

「お忙しい中咲子さん来てくれたので、もう一曲やってもいいですか?皆さん聴きたいですよね。無人駅のカップリングに収録されていまして、なかなか歌う機会がなかったんですけど、今日は咲子さんとのスペシャルバージョンで聴いていただきたいと思います。「翼をください」」。「翼をください」はフォークグループの赤い鳥が1971年にB面曲として発表した。1976年以後、音楽教科書にもたびたび掲載され、合唱曲として有名となり、1970年代後半から学校教育の場でもよく採り上げられるようになった。皆さんも学校で歌ったことがあるのではないでしょうか?岩佐さんのピュアで伸びやかな歌声が際立つ素晴らしい曲で、デビューシングルにも収録されたことから、彼女にとっても思い出の1曲だと思います。

「ありがとうございます。咲子さんがAKBにいたころから夢だったんですよね。また歌わせてください。咲子さんありがとうございました。素敵でしたね咲子さんのピアノ。こうして実現することができてうれしいです。初めてのことばかりでプレッシャーもあったんですけど、自分に厳しく挑戦させていただきました、楽しい時間はあっという間で次が最後の曲になってしまいました。私のセカンドシングル「もしも私が空に住んでいたら」聴いて下さい」。この曲は歌謡テイストな曲ですが、アコースティックな演奏にぴったりで、この日もしっとりと歌いこなしていました。「皆さん本当に今日はありがとうございました」たくさんの拍手の中、岩佐さんが退場しました。

 

岩佐美咲これまでの足跡

 

通常は着替えの都合もあり、アンコールまでは少し間があるので、しばらくしてからわさみんコールが起きるのですが、一般の客さんも多数おられ、皆さん感動のあまり、すぐに「アンコール!」の掛け声が起こりました。しばらくしてわさみんコール行くぞ!」の掛け声にファンの方が先導してわさみんコールが起きました。そして、しばらくしして、スクリーン上に、わさみんの幼少の頃の写真が映し出され、小学生の頃中学生の頃とわさみんが成長していく写真が映し出された後、AKB48のオーデションの映像やレッスン風景研究生からの昇格、そして演歌歌手を目指すきっかけとなった「AKB48秋祭り ゆるゆるカラオケ大会」の映像が流れました。無人駅のPV撮影の様子や鞆の浦慕情でオリコン1位獲得など演歌歌手としてのあしあとが紹介され、最後は、わさみんが幼いころに書いた「かしゅになりたい」という紙が映し出され、会場の皆さんは感動に包まれました。

 

アンコール、AKB48卒業発表

 

そして、いまここに幼い頃の夢を実現した岩佐美咲がステージ上に登場しました。歌うは「川の流れのように」。岩佐さん白地に花柄の振り袖で、ひとつひとつ言葉をかみしめるように丁寧に歌い上げました。「川の流れのように」はご存じ秋元康氏が作詞し美空ひばりさんが歌った曲で、秋元先生にとっても代表曲だと思います。この歌を歌った時には秋元氏もも見守っていたと聞きます。「川の流れのように」を岩佐美咲が歌うこと、この後の出来事も秋元氏はも守っていたかったということなのかもしれません。

アルバム『川の流れのように〜不死鳥パートII』は「自分の歌から遠い若い世代の人たちにメッセージを残したい」というひばりの意向により製作されたため、作詞には当時、作詞家放送作家として若者から人気を得ていた秋元氏が起用された。当初、「ハハハ」をシングルカットする意向だったスタッフに対して、ひばりは自分の人生と本楽曲を重ねて「1滴の雨が木の根を伝い、せせらぎが小川になる。水の流れがあっちにぶつかり、こっちに突き当たりしながらだんだん大きくなる。やがて大河になり、ゆっくりと海にたどり着く」と発言し、本楽曲のシングルカットを希望。普段はスタッフの意見を尊重するひばりが「お願いだから、これだけは私に決めさせて!」と熱望したという。

 

「皆さんアンコールありがとうございます。映像びっくりしましたね、私も知らなかったんですけど、私の半生を振り返るというか、たくさんの方に支えられながらここまで来たんだなと実感できる映像でした。こんなに素敵な映像を作って頂いてスタッフさんありがとうございます。このコンサートを支えてくださったバンドのメンバーを紹介したいと思います。ほんとに皆さんの素敵な演奏でコンサートも終盤に近づいてきました。もう一度バンドのメンバーに大きな拍手をお願いします。何度も言うようですけどこのコンサートが実現できたこと夢のように思います、せっかくアンコールいただきましたので、皆さんともう少し盛り上がりたいと思いますがよいですか?」

「川の流れのようには秋元康先生の作品ということで多くの方に愛されている大先輩の名曲で私が歌わせていただくのは緊張もあったんですけどそれ以上に歌わせていただくことが光栄です。私なりに世界観を大事にしつつ歌わせていただきました。新曲の「ごめんね東京」は皆さん聴いていただきましたか?相手のことを思いやり身を引くというちょっと大人な恋心を描いた演歌です。それでは聴いて下さい」。「ごめんね東京」歌唱イベントでで披露したこともあり進化した「ごめんね東京」を聴くことができました。2016年は一年間かけてこの曲を歌いこんでより素晴らしい演歌になったと思います。AKB卒業の年にこの曲を出して、岩佐さんが演歌一本でやっていく決意を表した曲だといってもいいでしょう。

が本当にs最後の曲になってしまいます。今日ほんとにみんなのおかげでここに立っています。これまでお世話になったすべての皆様に感謝します。やろうと思ってたことと違ったことやっちゃったりしたんですけど、それも岩佐美咲らしさと思ってください。2回目コンサートをやったら来てみたいと思ってもらえるような時間になっていたらうれしいです。本当に皆様のおかげで夢をかなえることができました。これからも皆さんのお力をお借りしながらいろんな夢を叶えていきたいと思っています。その中で自分に厳しくしたく、一つ自分の中で決めたことがあります。岩佐美咲は、AKB48を卒業します」と発表。(え~~~)「マジっす。やばい泣きたくなかったんですけど、(がんばれ~)AKBだから応援してくれる人が多数おられるということもわかってますし、やめると厳しいとわかってるんですけど、演歌の道一本でやっていきたいという意思が演歌を歌わせていただくたびに強くなってきて、演歌歌謡曲への愛も日に日に増してきて、この決断をさせていただきました」

「AKBを辞めても応援しtれくれると聞いたらそれはちょっとという人がいて、いや笑えませんって。AKBをやめてからが本当のスタートラインですし、皆さまの応援が必要になりますので、これからも応援してくださったらうれしいです。これからもよろしくお願いします」と決意を語り、その突然の発表に驚くファンたちから「頑張って!」という温かい拍手と声援が送られました。「今日でサヨナラという人がいると思うと寂しくて。逆に私に関しては会える機会が増えると思うので、週末ヒロインな感じで、これからも精一杯歌を磨いて頑張りたいと思います。ほんとに最後までありがとうございます。もしかしたら寂しい思いをさせてしまった方もいらっしゃると思いますが、今日観たら応援せざるを得ないだろうと思っていただけたら嬉しいです。本当に今日はあ最後まで応援していただいてありがとうございます。それでは最後にすべての私の演歌人生が始まったデビュー曲です。「無人駅」聴いて下さい」

最後はやはり「無人駅」でしたね。重大発表の後の歌唱だけにどうかと思いましたが、素晴らしい歌唱でした。「ほんとに皆さんありがとうございました。これからも応援よろしくお願いします」皆さんの大きな拍手とともにこの記念すべきコンサートは終了しました。「無人駅」は岩佐さんにとってはデビュー曲でもあり、数ある思い出の曲の中でも一番思い入れのある作品。岩佐美咲の演歌の原点とも入れる曲だと思います。20201年でデビュー10年目を迎えた岩佐さん、これから20年30年、50年と彼女の歴史を作っていくことでしょう。ソロコンサートとしては今回が第一回目、いろいろな意味で後世に残る重要なコンサートだったと思います。

 

今回のコンサートを振り返り

 

盛況だったソロコンサート、演歌歌手岩佐美咲の限りない可能性と底力をみたコンサートでもありました。私にとっても新たな発見もあり、岩佐美咲さんの人間性にも触れることができて夢のような時間でした。今こうして振り返ると現在の岩佐美咲とは違うところもあると思います。今のほうがより大人っぽい歌い方ができるようになったかもしれません。しかし、彼女の類いまれなる歌唱力は確固としたものでした。このころの岩佐さんの初々しさ素直さは今も健在です。本人によると、ギターを間違えたり、反省点も口にしていましたが、同時にやり切ったという大きな満足感もあったようです。岩佐美咲さん、成功の為に尽力されたスタッフの方々、駆けつけていただき、熱いわさみんコールでいつも支えてくれるファンの皆様、本当にありがとうございました。

岩佐美咲はこうして演歌一本でやっていく決心をしたわけですが、まだまだ長い道のりがあると思います。ギターの弾き語りもこのコンサートが第一歩でした。演歌歌手としては様々な曲に挑戦し、特に大人の女性としての女心を歌うような本物の演歌歌手。奇をてらうことなく本物の価値を生み出し、末永く皆に愛される国民的歌手。この時はまだ21歳でしたが確実に大人の歌を歌える歌手に成長されたと思います。この時にもおっしゃっていたように、演歌だけでなく彼女の演歌、歌謡曲にに対する愛情はますます深まっているといえます。演歌の歴史をリスペクトして取り入れつつ、岩佐さんの良さである素直でピュアな歌声により現代的な感性を表現してもらいたいという希望はあります。大言壮語と言われるかもしれませんがが、彼女の多彩な才能を生かし、演歌歌謡曲だけでなく様々なジャンルの歌にも挑戦し可能性を広げて、日本の歌謡界を引っ張っていく存在になればうれしい限りです。しかし、結局は日々の努力の積み重ねです。一歩一歩実績を重ねていく事が、大きな事を成就させる一番の近道だと思います。演歌は一生もの、私もそうですが、どうか皆様も長い目で歌手岩佐美咲を見守ってあげていただきたいと思います。


最近では歌謡曲路線に突き進むのですが、岩佐美咲が目指す歌の方向性は変わらないと思います。最近では大人の雰囲気の歌を歌う時にももより表現力豊かになり、本物感も出てきたと思います。演歌や歌謡曲、ポップスなど幅広い曲を歌いこなすことができるのは紛れもなく、岩佐美咲が才能のある歌手だということにほかなりません。幅広いジャンルの音楽を歌いこなしつつ、岩佐さん自身の人間の幅も広げ、自分の個性を見出してほしい。タイトル「〜無人駅から 新たなる出発の刻〜」にあるように、今回のコンサートはまさしくそういう彼女の新たなる出発の刻となったコンサートであったのだと思います。現在こういう状況ではありますが、皆様もぜひ岩佐美咲の歌に触れていただいて、応援していただけたら嬉しいです。皆様本当にありがとうございました。

 

岩佐美咲コメント 

 

1/30のファーストコンサート無事終わりました!!!この日を迎えられたのは、本当に本当にたくさんの方々のおかげで、いつもお世話になっている事務所やレコード会社をはじめとするスタッフの皆様、いつも可愛くメイクして下さるヘアメイクさん、可愛い衣装や着物を用意して下さった衣装さん、そしていつも応援してくれるファンの皆さん、本当にありがとうございます。こんなに素敵なステージに立たせてくれてありがとう。もっともっとたくさんのことを皆さんと一緒にやり遂げていきたいし色んなところでもっともっと歌いたい!!終えてみてそう強く思えました。スペシャルゲストに松井咲子ちゃーーん!!!咲子さんのピアノで歌うこと、ずっと夢でした。それが自分のコンサートで叶えることが出来て本当に嬉しい。お誕生日も祝ってもらっちゃいました!あ、そういえば21になりましたヽ(;▽;)ノ今年はほんとに自分の中で誕生日の存在感薄すぎるー!w ファンの皆さんからの、のれんやおはなーーーー(((o(*゚▽゚*)o)))綺麗ですう。。

応援しに来てくれたみんなああヽ(;▽;)ノありがたや。ここにうつってるメンバー以外にも来てくれてました!しーちゃんとかまりやんぬとか、うっちーみゃお!しほりも来てくれたああ 大切な仲間たち!コンサートのラストにはAKB48から卒業することも発表させて頂きました。これからも変わらず応援してくれたら、嬉しいです。これからが本当の勝負なので。どんどん返り咲くぞおおお なんだかあっさり発表しすぎましたかね!笑 前向きな事なのに重々しく発表するのがいやで…マイナスな気持ちにさせてしまうかなって思って…さらっと。笑 あの日オーディションの応募記事を見つけてなかったら、私はアイドルにはなっていませんでした。そしてこんなに長くAKB48として活動出来ると思ってなかったです。物心ついた時から歌手になる事だけを夢みてきました・元々アイドルが好きだったわけでもなかった私は、最初はがむしゃらにやることしか出来なくて、やっぱりむいてなかったのかなって思っちゃう事も多々ありました。あ、これは今でも思うけどwつまづく事ばかりだったけど、その度にファンの皆さんに支えられてきました。だんだんアイドルって職業の素晴らしさに改めて気付きはじめて。

(中略)私はこれからもアイドルが大好きです。アイドルであったという経歴を誇りに思います。中略)もちろんいい意味でアイドルらしさを払拭していきたいですがっ。誰にもなにも言われないくらい、実力をつけていきたいです(^。^)演歌歌手一本でやっていきたいという意思は本物です。じゃないとこんな決断しませんっ様々な演歌歌謡曲を歌わせて頂くうちに、演歌歌謡曲が好きな気持ちがどんどん大きくなっていて、いい曲ばかりなんです!本当に。これからもっとたくさんの方に演歌歌謡曲の素晴らしさを伝えていきたいです。応援して下さる皆さんがいるから、わたしは歌う場を頂けます。そこで一生懸命歌うことがわたしが皆さんに出来る恩返しだと思っています。私の歌を聴いて、嫌なこと忘れられた!とか、また明日から頑張ろうって。そう思えてもらえてたらとっても嬉しいです。これからも岩佐美咲の応援を宜しくお願い致します。300年ぶりの長文ブログでした。終わり。(岩佐美咲ブログより)

 

岩佐美咲ファーストコンサート〜無人駅から 新たなる出発の刻〜 セットリスト

2016/01/30(土)  浅草公会堂
  16:00~ バックステージご招待
   01.時の流れに身をまかせ
  17:30~
   01.初酒
   02.鞆の浦慕情
   031.フライングゲット演歌Ver.
   04.ハロウィン・ナイト演歌Ver.
   05.レット・イット・ゴー~ありのままで~演歌Ver.
   06.ヘビーローテーション演歌Ver.
   07.恋するフォーチュンクッキー演歌Ver.
   08.津軽海峡・冬景色
   10.アンコ椿は恋の花
   11.天城越え
   12.女のブルース

   --- 撮影OK、ラウンドコーナー ---
   13.東京ブギウギ(3階席へ)
   14.恋する夏の日(2階席へ)
   15.東京のバスガール(1階席へ)

   16.ブルー・ライト・ヨコハマ
   17.瀬戸の花嫁
   18.赤いスイートピー

  --- 撮影OKコーナー終了 ---
   19.涙そうそう(ギター弾き語り)
   20.なごり雪(ギター弾き語り)
   21.履物と傘の物語(ピアノ伴奏:松井咲子)
   22.翼をください(ピアノ伴奏:松井咲子)
   23.もしも私が空に住んでいたら

   ---- 本編終了 -----
   EN1.川の流れのように
   EN2.ごめんね東京
   EN3.無人駅

 

岩佐美咲ファーストコンサート〜無人駅から 新たなる出発の刻〜

DVD&Blu-ray 本編、メイキング映像