岩佐美咲 9thシングル 「右手と左手のブルース」レビュー ふたりの海物語 元気を出して | KONCHAN 音楽プロデューサ-のよもやま話

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岩佐美咲 9thシングル「右手と左手のブルース」

2020年4月22日発売 

 

4月28日付オリコン週間ランキング演歌歌謡曲チャート1位獲得!

岩佐美咲コメント4月22日に発売しました私の新曲「右手と左手のブルース」ですが、オリコン週間ランキングで演歌・歌謡曲チャートで1位を頂きました!!!!!!びっくりです。いつもとは何もかもが違うこの状況で…あたたかい応援を、本当にありがとうございます。良いスタートを切れた事、心から嬉しく思います(T . T)なかなか皆様に生歌でお届け出来る機会が無いのがもどかしいですが、せっかく素敵な曲を頂いたので焦らずゆっくり時間を掛けて、たくさんの方に聴いて頂けるように頑張ります!これからも応援よろしくお願い致します。早く皆さんに直接お礼を言いたいです。是非この機会に、たくさん聴き込んで頂いて、覚えてお家で歌ってみてくださいね!本当に本当にありがとうございます!!!(岩佐さんブログより)

 

☆初回限定盤☆CD+DVD(TKCA-74866)¥1,545+税(税込¥1,700)

【CD】   

1.右手と左手のブルース

2.元気を出して

3.右手と左手のブルース(オリジナルカラオケ)

4.元気を出して(オリジナルカラオケ)

【DVD】  

・「右手と左手のブルース」 MUSIC VIDEO

・「右手と左手のブルース」 MAKING VIDEO

 

☆通常盤☆CD(TKCA-74867)¥1,091+税(税込¥1,200)

1.右手と左手のブルース

2.虹をわたって

3.年下の男の子

4.右手と左手のブルース(オリジナルカラオケ)

5.虹をわたって(オリジナルカラオケ)

6.年下の男の子(オリジナルカラオケ)

 

☆「海物語コラボ盤」☆CD(TKCA-74868)¥1,091+税(税込¥1,200)

1.右手と左手のブルース

2.ふたりの海物語<岩佐美咲バージョン>

3.ルージュの伝言

1.右手と左手のブルース(オリジナルカラオケ)

2.ふたりの海物語<岩佐美咲バージョン>(オリジナルカラオケ)

3.ルージュの伝言(オリジナルカラオケ)

 

岩佐美咲発売決定時コメント

岩佐美咲、新曲を発売させて頂くことが決定致しました。本当に皆さん1人1人の応援のおかげでまたこうして新しい曲を頂けることになりました。私にとっての9枚目のシングルです。タイトルはとても目を引くインパクトのあるタイトルですが…曲を聴いて頂き、サビまで行くとこのタイトルに繋がっていきます。歌謡曲のメロディに載せて、切ないやるせない状況に置かれてしまった女性のとても複雑な恋心を歌っています。是非主人公の女性のドラマや心情を想像しながら、聴いて歌って楽しんで頂けたら嬉しいです!

 

岩佐美咲発売日コメント

ついにこの日がやってきました。新曲「右手と左手のブルース」 本日発売となります。こういった状況の中でも、ネットを使ってご予約頂いたりだとかインターネットサイン会でご予約頂いたり、皆さんのあたたかい応援が本当に嬉しいです。ありがとうございます!今回も秋元康先生のプロデュースで楽曲を頂きました。「右手で私を抱きしめ、左手で家庭を守ろうとするのね」このサビの歌詞が全てを物語っていますが…知らぬうちに、とにかく切ない状況に置かれてしまった女性が主人公の曲です。歌謡曲テイストのメロディーなので、幅広い世代の方に聴いて歌って楽しんで頂ける曲になると嬉しいなあと思います!(岩佐さんブログより)>

 

 

(以下文中の画像は、「右手と左手のブルース」MVより引用させていただきました。)

 

岩佐美咲 4/22発売「右手と左手のブルース」レビュー

 

皆様はMVをご覧くださいましたか?皆さんが聴いていただいてどう思われるかは人それぞれだと思いますので多くは語りません。恋の終わり三軒茶屋も失恋ソングですが、内容もより深まっており、「右手で私を抱きしめ、左手で家庭を守るのね」というような不倫を題材にした曲で、これを岩佐美咲が歌う、これは今までにはなかったことです。岩佐さん「秋元先生もそろそろ岩佐にこんな曲を歌ってもらいたいと思っていただけたのでは。大人の女性として認められたようでうれしい」とも語っています。私はどう見ても男のほうが悪いと思うのですが、岩佐さんは「それでもいい人なんじゃないかな」と言ったり、いろいろ想像ができて、ストーリー性のある、聴けば聴くほどその世界に引き込まれる、そんな内容の曲に仕上がています。

先日徳光さんがMCを担当するラジオ番組でアドバイスをいただき嬉しかったですね。この日は電話ゲスト「歌の番組の司会長くやってて、歌手で歌がググっと伸びてくる時あるんだけど、美咲ちゃん今その時だね。毛虫から蝶になるような・・・。新曲すごく可能性を感じるんですけど、この曲を歌う時意識しkているところは?」岩佐「自分の声質がトーンが高く聞こえがちだと思っていて、今回は少し重く歌うようにしています」「実は岩佐美咲高い音がいいね。その魅力を伸ばしていくといいと思うよ。AKB時代とは歌い方違うでしょ。先輩から影響を受けたでしょ。AKB時代と考え方が違ったことある?」岩佐「素晴らしい先輩ばっかりで、お客様第一のところが勉強になります。AKB時代のように仲間がいるとカバーしあえるんですけど、一人になって最初は寂しかったんですけど、いつも私だけを見てくれる、私の歌を聴きに来てくれるというところが、やりがいがあります」

徳光「AKBはみんなが参加しに来ますが、演歌はその人の歌を聴きに来る、だからいい球投げないとね。自分で成長したと思うところはどんなとこ?歌の中でこういった表現とかニュアンスができるようになったというところは?」岩佐「テンポのある曲とかは、すぐイメージができていて、大人な曲とかは想像がつかなかったんですけど、最近はこんな風に歌ってみようとか、いろんな自分を想像できるようになったのが成長かな?」徳光「それは演歌歌手の第一歩です。歌い方を創意工することが大事ですよ。どんどん先輩から聞いていったらいいよ。自分が質問をぶつけて聞いていく人は伸びる」岩佐美咲「曲を聴いて初めて私を知ってくださった方いると思いますが、右手と左手のブルースで一年間頑張っていきます。25歳ということもあり、こういう大人の曲で頑張っていきますので、皆さんよろしくお願いします」

徳光さんの言う通り、岩佐さん毛虫から蝶になる時です。私も8年前お会いした時はぼんやりとしたイメージしかなかったですが、佐渡の鬼太鼓あたりからははっきりと将来の構想が芽生えて、それに基づいて展開したように思います。佐渡の鬼太鼓の時は本物の演歌歌手を目指し、新たな世界観も獲得しました。このあたりから本物感がぐっと増してきて、恋の終わり三軒茶屋では歌謡協に挑戦、右手と左手のブルースでは歌謡曲でもすごく本物感が出てきたと思います。今までより一段階上がった新たな世界観の曲です。恋の終わり三軒茶屋もかなり評判も良く、歌謡曲路線で行けるという自信を持ちました。ただ私だけかもしれないですが、正直物足りない部分もあった。ここをもう少し深めたい、歌手としての奥行きというか質感を追求したらと思っていた。だから今回の曲では重い感じで歌うことで、低音ばかりでなく高音の質感も増した。外に向けて歌い放つのでなく、抑えぎみに歌うことで、岩佐さんの内面に向かって問いかける、そんな深みが生まれました。それはレッスンしただけではできない、25歳で研鑽を積んだからこそできる技です。


曲は淡々と繰り返し流れるドラムスのビートににって心地よい形で進んでゆく。ドラムスは決して目立つことはなく、メロディーと曲の進行を助けるためのものであり、ロックのビートとは違い柔らかな音。いままでの岩佐美咲のオリジナルは大体中くらいのスローなテンポでありましたが、それと比べると随分アップテンポで、明らかにポップス、歌謡曲のものであります。しかし、アップテンポであるとはいえ、決してリスナーをせわしない感じにはしない、ドラムスの柔らかいい音もそうですが、シンプルでゆったりとしたメロディアスな曲だからであります。杭り返されるリズがきくものを自然と引き込んでいきます。

レコーディングの技術もあると思いますが、深みのある低音とともに、艶やかな高音も魅力です。カラオケを聴くとよくわかるんですが、岩佐さんの声でハモるように録音されている。カラオケだけでも楽しめるのですが、そのハモっている部分がとてもよくて、特にサビの部分のところの、声を伸ばすところが、メロディアスでなめらかでとても高音が際立つように歌われてている。それまでの重苦しい言葉の繰り返しから、突然伸びやかな高音に移り、物語はクライマックスをを迎える。それまでの重々しさはこの終結のためだったのか?これは爆弾を投げかけられたような気持になる。これが作曲家の戦略なのか?歌う方としては、伸ばすところは間の取り方たも難しいと思うのだが、その岩佐美咲という女性でしかない歌声の魅力に打ちのめされてしまう方も多いのではないかと思う、そんな素晴らしい歌い方です。イベントでも多分同じオケを使うので、ハモった状態で聴くことができると思いますが、CDでの表現をライブではどのような表現で歌うことができるのか、そこが聴きどころですね。

曲は重い感じで自問自答するように始まって、物語はだんだん尋常は出来事でないことがわかるように重みを増す。「胃の奥がキリキリ痛むのは 誰かを欺く罰」とか「他人のものを盗もうなんて」この罰とか盗もうとかぎょっとするような直接的な表現、あれ、これは秋元先生の詞じゃないな、今まで悲恋の歌でも秋元先生には若い岩佐さんに対する配慮があったと思うんですけど、作詞は遠山源太さんという方です。この方の作詞で秋元先生が作品のプロデュースをしたということだと思います。作曲をして頂いたのはAKB18、乃木坂46などを手掛ける井上トモノリさん。岩佐さんこの大人の詞を受け止められるようになったのも、彼女の年齢からかもしれません。

具体的に歌詞を見てみよう。「私だけが悪いわけじゃない 開き直ってみたけど ドライヤーで髪を乾かす時、なぜだか涙が止まらない」何が起こったのか?「他人のものを盗もうなんて 思ったこともなかった」そこまででははっきりと物語が読めない。それがこのサビのところで曲調と物語の劇的な展開を見る。「あなたは右手で私の体を抱いて、左手で絶対家庭を守ろうとするのね」という歌詞がすべてを語ってる。なんという切ない、やるせない物語。今時こんなけなげな女性がいるのだろうか?このドロドロした歌を岩佐美咲に当てはめるのは、なんとも酷なのだが、彼女は歌詞の意味を理解して、この曲に合うように見事に歌いこなしていると思う。25歳という大人になって、アイドル曲から演歌、歌謡曲まで様々な歌をどのように歌うかを考え、イメージを膨らませて歌いこなしてしまうのは、やはり岩佐美咲の成長の証であり、歌手としてのたぐいまれなる才能でしかないと思う。最後に「私は右手であなたの頬を打ち、左手で自分の涙を拭うしかなかった」こんな目に合った男の頬を打つのは当たり前だと思うし、慰謝料を請求されてもおかしくない事件なのだが、そこで自分の涙を拭うしかなかったというとこが、昭和の悲恋物語ということなのだろうか?

 

 

 

岩佐美咲 4/22発売「ふたりの海物語」MV公開レビュー

 

(以下文中の画像は、「ふたいの海物語」MVより引用させていただきました。)

海物語シリーズとは、三洋物産発売のパチンコ・パチスロ機シリーズの一つ。その名の通り、を舞台としている。シリーズを通してシンプルな演出が特徴で、各作品とも人気が高い。マリンちゃんなどのキャラクターや魚群予告など、基本的な演出はシリーズを通して一貫している。ふたりの海物語はパチンコの挿入曲です。パチンコ台の正式名称は、「CRスーパー海物語 IN JAPAN金富士」、歌っているのはワリンちゃん。主人公のマリンちゃんの従妹だと思います。今回この曲以外演歌がないので、このような演歌調とのコラボはよかったと思います。岩佐さんはアニメ、ゲーム、犬好きですし岩佐さんのことを知っている人なら、この曲とのコラボは容易につながりがわかります。本人もワリンちゃんと並んで、ジャケット写真に写っているのはうれしかったようです。さて岩佐美咲がこのコラボ曲をどう歌いこなすか聴きどころですね。

ワリンちゃんは青い髪と青いビキニ、コウモリの翼のような髪飾り、左目の下の泣きボクロが特徴。大当たり時には「ホホホホホホ!」と高笑いし、ハズレ時には親指を噛んで悔しがる。ワリンの名前の由来は、公式にはフィリピンに自生するの一種である「ワリン・ワリン」から取られたとされている。一方で、初代ミス・マリンちゃんの大久保麻梨子は、三洋物産のスタッフに「悪いことをするマリンちゃんがいたら面白いですよね。名前はワリンでどうですか?」と冗談で申し出たことが採用されたのかもしれない、と証言している。

*以下はオリジナルです。

「ふたりの海物語」は期待以上の出来で、ファルセットのところが「佐渡の鬼太鼓」を思い出させてくれて、最後劇的で盛り上がりが素敵です。コラボ盤のジャケットは「右手と左手のブルース」と並んで「ふたりの海物語」とあります。レコードで言えばいわば両A面的な存在感のある歌で、パチンコのキャラクターでありながら、本物の演歌といってもいいくらい演歌の形と完成度を備えている。本物の演歌といってもいいくらいといったのは実はこの歌、作詞作曲ともSANYOとなっており、演歌の作詞、作曲家が作ったのではないことは明らかだからです。ワリンちゃんがパチンコ台のアニメ上の主人公であるように、この曲もアニメ上の演歌の理想を追求した歌といってもいいでしょう。

フレーズ一つ一つ聴いているとどこかで聴いたようなフレーズのよう聴こえる。ワワワワとかコーラスもそんな感じ。演歌というものはこういうものだといいうことをバーチャル的に想像し分析して、色々な要素を取り入れて理想の形に仕上げた曲といってもいいのではないでしょうか?しかしながら、岩佐美咲さんが歌うと非常によくできたの本物の演歌となる。いわば岩佐美咲という本物の演歌歌手の息を吹き込まれ、リアルな演歌らしい演歌に育った。曲の内容については後で話しますが、どういう話でこのコラボが生まれたかは定かでないにせよ、曲としてはよく岩佐美咲の雰囲気に合った曲を見出してきたなあと選んだ方には感謝いたします。しかしながらこれは岩佐美咲サイドの話で、MVも三洋のクレジットになっているので、多分パチンコ業界サイドの主導で、岩佐美咲が選ばれたのだと思います。

歌詞のついてはどうでしょうか?変にこねくりまわすことなく、だれにでもなじみやすい歌詞だとおもいます。恋愛模様を歌った大人の詞といううのではなく、若い方でパチンコを楽しむような一般的に口ずさみやすい曲だと思います。金の富士山という言葉しっかり入っています。「誰かの声に振り向き 思い出たどる海 馬鹿だと笑って」演歌によくあるようなわかりやすい歌詞ですねえ。それでいて、演歌の王道としての体をなす、無難な詞なのかもしれません。「 恋しくて恋しくて 一人涙に濡れたるは夜は  愛しくて 瞳閉じれば ふたり海物語」しかし、先ほども書きましたように、この最後の盛り上がりは見事。演歌としてだれにでもわかる、ありがちな詞でありながら、岩佐美咲という才能ある歌い手にして、非凡な演歌とすることができた。歌い方、メロディーによって本物の演歌としてかなりの出来栄えに仕上げたと言っていいでしょう。宣伝という趣旨に沿うようにしなければならない中で、難しいということでなく、多、くの人に受け入れられる演歌になっていると思います。歌は先ほども言いましたように、岩佐さんの高音の魅力が存分に発揮され、幅広い音域をめいいっぱい歌わせてくれます。わさみんファンにとっても彼女の歌の力が十分に発揮されるこの曲は、今回CDに収録されてうれしい限りだと思います。

そしてこのほど「ふたりの海物語」岩佐美咲バージョンのMVが公開されまして、基本的にはオリジナルのイメージそのままに、ワリンちゃんの役に扮した岩佐美咲さんが、どこか地方の由緒ある民家のようなところで演歌を歌うという設定となっております。歌声はそれぞれ良さはありますがさすが演歌で鍛えられたプロ歌手だけあって、岩佐さんの歌は絶品です。詳しくは上記のMVを見ていただければわかりますが、このMVはフルバージョンで、ワリンちゃんも登場。二人並んで登場するシーンもあり、アニメの世界に岩佐さんがいるようなイメージの部分もあります。アニメ好きの岩佐さんにとってはアニメの主人公になれた気分で、ワリンちゃんとともにこの世界に登場するのは大変嬉しいことでしょう。MVはいつ撮影されたかわかりませんが、公開が発売以降になったことは、昨今の事情もあるのかもしれません。とにかく歌はもちろんMVの出来栄えも映像加工の技術が素晴らしく、現実と重ねあって最高の出来です。映像を見るだけでもすごく楽しめると思いますので、岩佐美咲の歌とともに皆様ぜひご覧ください。

岩佐美咲コメント

今回の新曲「右手と左手のブルース」ではパチンコ海物語とのコラボということで、カップリングで「ふたりの海物語」をカバーさせて頂きましたが、実は!!「ふたりの海物語」MVの撮影もして頂いていたんです。やっと皆さんにお知らせが出来て嬉しいです、海物語のキャラクター、ワリンちゃんとのコラボもMVの中で実現しています。ワリンちゃん、可愛い。ワリンちゃん、まだ18歳なんだって…大人っぽいね… ところどころワリンちゃんの映像とリンクさせながら撮影して頂きましたので是非是非観てみて下さいね!!(岩佐さんブログより)

 

 

 

元気を出して

 

この曲は今回初回限定盤のカップリングに収録しています。元気を出しては、ご存じ竹内まりやさんが作うた曲で岩佐さんもイベントやソロコンなどでカバーして、何回か歌っています。が、キャンペーンではなかなか歌うことはなく、ファンにとってはスペシャルな曲となっていました。「元気を出して」に対するリクエストは多く、今回カップリングに収録されたことは大変喜ばしいことです。竹内まりやさんは、ジェームス・テイラーと離婚(1983年)した後のカーリー・サイモンの痛々しい様子を見て、カーリーを励ましたいと思ってこの曲を作ったという。薬師丸さんが失恋で傷心の友人を励ます女の子同士の曲があまり無いことを踏まえ、清純な歌声にはうってつけのテーマと考えてこの曲を書き上げた。2011年に行なった「竹内まりやの一番好きなシングルランキング」では得票数トップになるなど、竹内さんの代表曲の一つともなっている。竹内さんも山下達郎さんの編曲でセルフカバーしていますし、島谷ひとみさんもカバーしていますね。

ところで今回の岩佐美咲さんがカバーした「元気を出して」、最初聴いて思った事は、岩佐さんらしいポップで素直な歌い方をしていることでした。この歌い方は岩佐さんがポップスをカバーするときに見られるように、片意地を張らず、肩の力が入っていない、気負いのない歌い方です。先日の新BS日本のうたで披露した「涙そうそう」もそうでしたが、リスナーにただただ涙を押しつけることのない、すごく聴きやすい出来に仕上がっていることにつながっています。岩佐さんの自分の事としてイメージしやすく彼女にフィットした曲であることが、こういう自然な歌い方を可能にしているのだとと思います。岩佐さんも「いい曲ですねえ。私も好きです」と言っている通り、等身大の岩佐美咲を表現でき、歌いやすい曲なんだと思います。自然な表現をすることで、かえってこの曲の情の部分をしっかりと受け手に伝えることに成功しているのです。岩佐さんのやさしい思いやりのある内面性を表現して、情緒豊かな曲としたといえましょう。「元気を出して」は発売日のカラオケ配信でも披露しました。今の状況にぴったりで、みんなに元気を出してという言葉を届けたいという心を持った思いを伝えたいい歌唱でした

 

岩佐美咲さん新曲発売日となる4/22にSHOWROOMカラオケ配信をいたしまして、そこでも「元気を出して」を歌いました。その時の岩佐さんおお話です。「「元気を出して」いいですね。今回限定盤に収録されている曲」私もリクエスト出したら採用されました。この曲岩佐さんの歌唱で彼女のやさしさがよく伝わり、すごく暖かい気持ちになって私も大好きです。初回生産限定盤に収録されています。「竹内まりやさんの「元気を出して」も歌わせて頂きました。なんだか今聴くと余計に心に響く、本当に素敵な曲ですよね。配信で興味を持って頂いた方にも、是非お手に取って頂けたら嬉しいなあ」「元気を出して」は今の皆さんの心境にぴったりですね。ウイルスの危険にさらされて、自由に行動することもできない現在、この曲を聴くと心が癒され、元気づけられるようなそんな曲です。毎日この曲を聴いて、穏やかな日常が味わえる日を待ちたいと思います。

その時の配信で岩佐さん本人から新しいCDの紹介もしていました。「通常盤のほうは「虹をわたって」「年下の男の子」となっておりまして、「虹をわたって」はわさみん!というコールが入り、年下の男の子もキャンペーンで盛り上がり、今回収録してみようということになりました」「限定場カップリングは竹内まりやさんの「元気を出して」、それとMVが収録されています。「元気を出して」なんだか今聴くと余計に心に響く、本当に素敵な曲ですよね。私も好きです」「ふたりの海物語、パチンコのキャラクターで、パチンコをやらない人でも知っているワリンちゃんが主人公です。いつもは水着なんですけど着物を着て歌うという設定です」「3曲目にルージュの伝言が入っていて、今回はポップスだったりアイドル曲を中心に収録しています」「特典も併せて楽しみにしていただいて、よかったらコンプリートしてみてください」

 

 

虹をわたって

 

通常盤に収録されている「虹をわたって」「.年下の男の子」は、ご存じ昭和を代表するアイドルが歌った曲です。普段演歌を聴いている4,50代の人にもなじみのある曲ではないでしょうか?今回カップリングに収録されたのも、そういう人たちも口ずさむことができ、3種類のCDの中でもアクセントをつけるという意図もあったのではないでしょうか?両曲ともキャンペーンやコンサートでたびたび歌い、コールや手拍子で盛り上がる曲です。天地真理さんの「虹をわたって」は181972年に発売された4枚目のシングル。

天地真理、沢田研二、萩原健一が出演した松竹映画が製作され、劇中で天地真理が同曲を歌唱するシーンが存在する。初の主演映画とのこと。岩佐さん、特に最近よくキャンペーンで歌いますねえ。「虹の向こうは・・・」の後、わさみん!とコールが入ります。ライブではうってつけの曲ですね。「虹をわたって」もライブとは違い雑音がないこともあり、新鮮な感じでしたし、天地真理さんの歌唱以上に、岩佐さんのアイドル的な要素がよく出た曲だと思います。

 

 

年下の男の子

 

「年下の男の子」も岩佐佐さんのアイドル的なキュートさがよく表された曲ですねえ。デビュー以来、ハンドマイクで歌唱していたキャンディーズが、テレビ出演等ではスタンドマイクで歌唱した。この曲でキャンディーズは、1975年の紅白に初出場。キャンディーズオリコンチャート、トップ10に初めて4ランクインした。「年下の男の子・・・」というフレーズのところで両手を使ってあの有名なポーズをとるのですが、その時スタンドマイクではやりにくいと思います。岩佐さんはマイクをもって振り付けします。、いつも会場にむかって、「私より年下の男性いらっしゃいます?」というようなファンとのコュニケーションもとれる、ライブ向きの曲です。両曲とも場がぱあっと明るい雰囲気になり、今回の「右手と左手のブルース」と対比してライブを構成するうえで、よい選曲だったと思います。「年下の男の子」は最後のほうの音の重ね方がおしゃれでハモった感じが素晴らしいです。両曲ともCDに残すことができてよかったと思います。

 

 

ルージュの伝言

 

この曲は昨年4thソロコンで岩佐さんが歌った曲。初披露当時から素晴らしいと絶賛され、リクエストも多かった曲で、今回コラボ盤のCDに収録されて、喜ばれている方も多いと思います。ルージュの伝言」は、荒井由実の5枚目のシングル。1975年に東芝EMIからリリースされた。歌詞に出てくる「あの人」は、矢沢永吉をモデルにしてると言われている。1989年に公開されたジブリ映画『魔女の宅急便』のオープニングテーマソングに起用されており、表題曲には1山下達郎、吉田美奈子、大貫妙子コーラスとしてが参加している。今回のCDにはコーラスは入っていない。アニメソングでもあるこの曲が採用されたのも、岩佐さんにとっては喜びであるでしょうし、ソロコンでもすごく楽しげに歌っていました。

 

ドラムスの前奏に始まり、軽快なリズムに乗って、女の子の気持ちを表現した、可愛らしいアメリカンポップス調の曲。オケのほうはほぼ変わりないと思いますが、ソロコンでは着物で踊るように歌い、チャチャチャチャという手拍子で盛り上がった曲。キャンペーンでもみんなが楽しめて、場を明るくすることが期待できます。この曲もライブ向きの曲ですねえ。以上今回の3枚のシングルは、それぞれが違ったコンセプトで、歌謡曲あり、演歌あり、情緒たっぷりのポップス、楽しいアイドルソングやユーミンの曲ありと、盛りだくさんの内容になっており、皆様も多いに楽しむことができると思います。

 

今後の事

 

今回は前作に引き続き歌謡曲路線、思うに今の岩佐さんにとってはベストの選択であったと思います。岩佐さん演歌歌手としてデビューしたわけですが、いまこそ彼女にフィットした歌はどんな歌であるのか、色々な歌を経験して、将来的に本物の演歌歌手を目指すのか、それとも歌謡曲やPOPSの道も追及するのか、彼女は最近特に幅広い音楽を、いろいろ歌い方を考えて解釈を加え、歌いこなしています。彼女がたぐいまれなる才能の持ち主だけに、悩ましいところもありますが、それだけ成長できる要素があるということでもあります。

 

来年でデビュー10年目を迎える岩佐美咲さん、9年目の今年もこの大人の曲で歌手として、大人の女性として成長されるると思います。多くのレコード会社がCDリリースを延期するなど、音楽業界も厳しい対応を迫られています。この状況の中で、「右手と左手のブルース」がリリースされることは’奇跡’です。CD発売を決定した徳間ジャパン様に感謝いたします。岩佐美咲さんも皆様の応援や暖かいメッセージに励まされているとおっしゃっています。岩佐美咲ならきっと’奇跡’を起こせます。皆さんと一緒に’奇跡’を起こしてゆきましょう。皆さんこの「右手と左手のブルース」、来年10年を迎える岩佐美咲の応援をよろしくお願いします。

 

岩佐美咲 「右手と左手のブルース」発売記念インターネットサイン会

 

【振替日時】5月11日(月)19:00~

【内容】インターネットサイン会

【初回生産限定盤×1枚, 通常盤×1枚】【初回生産限定盤×1枚, 海物語コラボ盤×1枚】

(税込2,900円)いずれか1セットをご予約いただいたお客様に、CDジャケット(初回生産限定盤)にサイン。あなたのお名前(ニックネーム)、日付を入れて対象商品と一緒にお届け致します。

販売ページ https://limista.jp/detail-project.php?p_no=659

 

《出演情報》

 

わさみん、はやぶさ、辰巳ゆうと出演「3人の歌仲間」YouTube配信!

※5月2日(土)13時から 3日(日)21時まで

https://www.youtube.com/channel/UCL7Js1b_yvtkwr_UcDvkGPg

 

TBSラジオ(全国27局ネット)Fine!

 5/2(土)3:00〜5:00   (4時台出演予定)

 

NHK BSプレミアム「新 BS日本のうた」再放送

千葉県旭市(本放送:2018年5月27日)
<再放送予定>

5月 3日(日)午後7:30~8:59

5月 9日(土)午後0:00~1:29

5月15日(金)午後4:30~5:59

 

5/11(月)11:35〜11:40

テレビ東京「ひるソン!」「右手と左手のブルース」歌唱

 

5/16(土)21:30〜22:00

TOKYO MX「音ボケPOPS」

 

俳優小野寺丈さんのYouTubeチャンネル

「JOE ZETSU BAR」ゲスト出演

5月配信予定

https://www.youtube.com/channel/UC6EWhHz1_OT_jTUkFPiebsg

 

長良グループ公式YouTubeチャンネル

 

WEBサイト「日テレNEWS24」にてインタビュー動画配信

【1本目】

https://www.news24.jp/articles/2020/04/22/08630197.html

【2本目】

https://www.news24.jp/articles/2020/04/23/08630889.html

 

【雑誌】

「歌の手帖」・「ミュージックスター」「ソングブック」