8日昼すぎ、沖縄県の尖閣諸島の沖合で中国当局の船1隻が日本の領海に侵入し、午後1時現在、領海内で航行を続けているということで、海上保安庁が領海から出るよう警告しています。領海のすぐ外側にある接続水域でも中国当局の船12隻が確認されていて、海上保安庁が警戒と監視を強めています。第11管区海上保安本部によりますと、8日午後0時8分ごろ中国当局の船1隻が久場島の沖から日本の領海に侵入し、およそ30分間わたって領海内を航行。その後、いったん領海の外に出ましたが、午後0時47分ごろから再び領海に侵入し、午後1時現在、領海内で航行を続けているということです。海上保安庁の巡視船が領海から出るよう警告を続けていますが、応答がないということです。中国当局の船が尖閣諸島の沖合で日本の領海に侵入するのは、7日に続いて2日連続です。また、領海のすぐ外側にある接続水域では、午後1時現在で中国当局の船12隻が航行したりとどまったりしているのが確認されているほか、8日未明から8日朝にかけてはこれまでで最も多い14隻が同時に航行しているのが確認されたということです。さらに周辺の海域では、多数の中国の漁船が確認されているということです。この海域は日本と中国の漁業協定に基づき、両国 の漁船が操業することが認められていますが、今月5日には中国海警局の船が漁船と同時に日本の領海に侵入したのが初めて確認されています。海上保安庁は巡視船を通常より増やして警戒と監視を強めています。