世界各国で人気となっているスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」の日本配信を控え、任天堂だけでなく、ポケモンにちなんだ商品を扱う「関連銘柄」とされる企業の株価が上昇している。市場関係者は「ポケモノミクス」と呼び、久々の活況に沸いている。ポケモンGOと連携したサービスを近々実施すると発表した日本マクドナルドホールディングスの株価は21日までに、米国でポケモンGOが先行配信された6日終値と比べ18%上昇した。マクドナルドの店舗で、ゲーム内で使うアイテムが手に入るなどのサービスが予想され、ポケモンGO目当ての来客が増え、売り上げに貢献するとの見方が広がった。子会社がポケモンのアニメを制作しているイマジカ・ロボットホールディングスの株価は6日終値から約2・3倍に上昇。グループでポケモン関連の施設を運営するサノヤスホールディングスは約4・2倍に急騰した。ポケモンGOによって、子どもたちが外で遊ぶ機会が増えるとの期待から、児童靴メーカー、アキレスの株価が10%上昇するなど「連想買い」の様相も呈している。SBI証券の藤本誠之氏は「ゲームが他の会社の収益に貢献することはあまり例がなく、画期的だ」と指摘している。