EU=ヨーロッパ連合からの離脱を選択したイギリスの国民投票、これまでイギリスの選挙などで世論調査を行ってきた保守党のアシュクロフト元上院議員が中心となって、国民投票の当日の23日、実際に投票した有権者、およそ1万2400人を対象に聞き取り調査が行われました。それによりますと、「残留」に投票した割合は若者の間で高く、18歳から24歳までが73%、25歳から34歳までが62%に上りました。一方、年齢が高くなるにつれて「離脱」に投票した割合が増え、55歳から64歳までが57%、65歳以上では60%に上り、世代によって投票行動に大きな違いがあったことが明らかになりました。また、「離脱」に投票した理由としては、「イギリスに決定権を取り戻すため」が49%で最も多く、次いで、「移民や国境の管理ができるようになるから」が33%を占めています。また、経営者層や専門職などの高所得者や中所得者層の57%が「残留」に投票した一方、単純労働などに従事する低所得者層の64%が「離脱」に投票し、所得や職業によっても大きく分かれています。今回の国民投票の結果を受けて、残留派の中心人物だったキャメロン首相は辞意を表明しましたが、イギリス国内では、200万人以上 が投票のやり直しを求める請願に署名するなど、EUからの離脱を選択するという事態に動揺も広がっています。