気象庁によりますと、西日本から東日本に停滞する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、広い範囲で大気の状態が不安定になり、この時間、本州の南岸に発達した雨雲がかかっています。午後2時までの1時間には伊豆諸島の八丈島空港で32ミリの激しい雨が降りました。記録的な大雨となっている九州北部では、23日未明にかけて激しい雨が降り、九州や山口県では、降り始めから数日間の雨量が多いところで300ミリから600ミリを超えて、6月1か月分に相当する雨量になっている。九州北部では発達した雨雲が抜けて非常に激しい雨が降るおそれはなくなりましたが、これまでの雨で、熊本県では土砂災害警戒情報が発表されている地域があるほか、山口県では氾濫の危険性が高い「氾濫危険水位」を超えている川があります。前線の活動はいったん弱まっていますが、再び活発になる見込みで、九州や中国地方、それに四国では24日朝から雨が強まり、記録的な大雨になっている九州北部では非常に激しい雨が降るおそれがあります。九州北部では24日昼までに降る雨の量が多いところで100ミリと予想され、さらに24日昼からの24時間には200ミリから300ミリの雨が降ると予想されています。気象庁は九州北部などこれまでに大雨が降った地域では土 砂災害や、川の増水、低い土地の浸水などに警戒し、太平洋側の広い範囲で落雷や突風にも注意するよう呼びかけています。