14日の地震で震度5強の揺れを観測した熊本市中央区にある熊本城では、これまでに国の重要文化財となっている長塀がおよそ100メートルにわたって倒れたことが分かっているほか、高い技術が用いられ優美な曲線で知られる石垣も6か所以上で崩れるなどの被害が出ています。さらに、天守閣でも一部の瓦が滑り落ちたほか、大天守のてっぺんに備えられている2つのしゃちほこが落ちて行方が分からなくなっているということです。城を管理する熊本市の総合事務所は、余震が続いて石垣などに近づけないため、被害の全体を把握するのには時間がかかるとしています。熊本市内に住む70代の女性は、「熊本のシンボルなので悲しくて涙が出てきます。すぐには無理でしょうが、きちんと修復してもらいたいです」と話していました。