女子カーリング世界選手権 27日カナダ・スウィフトカレント
日本代表のLS北見は6-9で2連覇中のスイスに敗れ、金メダル獲得はならなかった。スキップ藤沢五月(24)、サード吉田知那美(24)、リード夕梨花(22)の姉妹とセカンド鈴木夕湖(24)で挑み、第8エンドに一時は逆転したが、第9エンドに2点を奪われ、最終第10エンドに同点のチャンスを逃し、力尽きた。1点を追う第10エンド(E)。藤沢のラストショットが、ハウス(円)をすり抜ける。藤沢は、吉田知に抱き締められると涙があふれ出した。「最後のショットはスキップのやるべき仕事。決めきれなかったのは私の責任」。3点を奪われて3-5になった直後の第8Eでは、藤沢が難易度の高いショットを決め3点を取るなど、本場カナダの会場を興奮に包んだが、最後の最後で痛恨のミス。藤沢は「世界一になるにはもう1個違う壁がある。負けが無駄にならないように頑張りたい」。10年8月に五輪2度出場の本橋が地元北海道・北見にチームを発足させた。日本選手権でも勝てない日々が続いたが、腐らず若手を引っ張り続けた。さらに、吉田知がソチ五輪5位の北海道銀行を抜けて加入した。藤沢も日本選手権を4連覇しながら五輪を逃した中部電力を辞めて、本橋に誘われ今季から加わった。平昌五輪に出場する10カ国のうち7カ国は今大会と来年の2大会での結果で得るポイントで決まる。今大会で日本は12点を獲得し、出場枠獲得へ大きく前進した。さらに、強豪を次々と撃破したことで一気にメダル候補にまで浮上した。藤沢は「世界選手権で結果を出してこそ五輪でも結果を出せる。やり直したい」