15日午前1時55分ごろ、長野県軽井沢町の国道18号碓氷バイパスでスキー客39人を乗せた大型バスがガードレールを突き破り、斜面に転落、横転して大破した。長野県警によると、運転手2人を含む計14人が死亡、26人が重軽傷を負った。バスには18~38歳の乗客39人(男性25人、女性14人)と運転手2人の計41人が乗車していた。乗客は旅行会社「キースツアー」(東京都渋谷区)が企画したスキーツアーの客で、バスは「イーエスピー」(東京都羽村市)が運行。14日午後11時に東京・原宿を出発し、斑尾など長野県北部のスキー場に向かっていた。現場は群馬、長野県境の入山峠から下り坂を約1キロ進んだ地点で、緩やかな左カーブ。バスはセンターラインを越えてガードレールを突き破り、道路右側に転落。4、5メートル下の斜面で横倒しになった。医師によると、大半が即死に近い状態だった。乗客によると、シートベルトの着用を指示するアナウンスはなく、シートベルトをしていない人が多かったという。横転した際に、車外に放り出され、バスの下敷きになったとみられる。運転手は、イーエスピー社員の勝原恵造さん(57)と契約社員の土屋広さん(65)で、当時は土屋さんが運転。14日午後8時のアルコール検査、体調確認では異常はなかったという。イーエスピーは運転手に健康診断を受けさせておらず、13日に国交省関東運輸局から行政指導を受けていた。現場に積雪はなく、路面の凍結はなかった。長野県警によると、制限速度は50キロで現場のタイヤ痕は10メートル以上あった。タイヤ痕は片側1本しか残っておらず、県警はスピードを落とさずに左カーブに突入したか、急ハンドルを切った結果、車体の片側が浮いて傾き、対向車線にはみ出してガードレールに激突したとみている。