重量挙げ世界選手権第2日 21日米・ヒューストン
女子48キロ級でロンドン五輪銀メダルの三宅宏実(30=いちご)が、スナッチ85キロ、ジャーク108キロのトータル193キロで、06年以来9年ぶりとなる銅メダルを獲得した。昨年末に発症した腰痛を乗り越え、4大会連続となる五輪出場へ大きく前進した。3位につけて迎えたジャークでは、最後の3回目に109キロに挑戦も失敗。2位にわずか1点及ばなかった。「ホッとしているのと、悔しい気持ちもある」。昨年のクリスマスの練習中、突然腰に激しい痛みが生じた。「くしゃみするだけでも響く」ほどで、1カ月間シャフトを触れなかった。今大会の1週間前にはロンドンで出した記録に迫る87キロ、110キロをマーク。父で、女子代表監督の義行氏(70)は「折れることなく、頑張ってきた。精神的に大きくなったと思います」。リオデジャネイロ五輪の出場枠は、昨年と今年の世界選手権の国・地域別の得点を合計した順位によって決まる。今回の三宅の得点により、女子は4枠に大きく近づいた。日本協会は最上位の入賞選手を五輪代表とするなどの条件を定めており、三宅の4大会連続の五輪出場も、ほぼ確実。三宅は「今大会の選手たちが来年の(五輪の)メンバーなので、負けないよう体力づくりをしたい」