神奈川県・湘南の茅ケ崎市沖で県警ヘリコプターが14日午後、サメ30匹以上が泳いでいるのを確認した。同県沿岸部の9市町が計16カ所の海水浴場で、遊泳禁止や遊泳注意の措置を取った。県警や茅ケ崎市によると、頭部の形状からシュモクザメとみられる。体長は1・5~2メートル前後。約1・4キロ沖にある通称「えぼし岩」周辺で確認され、岸から約200メートルまで近づいているサメも見つかった。水上バイクの男性がサメの目撃情報を110番し、県警ヘリが出動していた。遊泳禁止となった海水浴場は、茅ケ崎市のサザンビーチちがさき、鎌倉市の由比ガ浜など9カ所。9市町は状況を見ながら遊泳禁止などの期間を判断するとしているが、茅ケ崎市など16日まで措置を続けることを決めた自治体もある。新江ノ島水族館(同県藤沢市)展示飼育部魚類チームの崎山直夫リーダーは「シュモクザメは夏になると相模湾でよく見られ、発見場所は生息海域に当たる。群れで行動しエサを求めて浅瀬に近づくことがある。人を襲う可能性もあるので、網を張るなどの対策が必要ではないか」。今月に入り、茨城、千葉、愛知、鹿児島県など広い範囲でサメが見つかり、各地の海水浴場で遊泳禁止が相次いでいる。