新国立はラグビーW杯まで間に合わなくてもよい。他にも十分な施設はあるし、あわてて建設するリスクを考えたら、工費の問題など検討の余地はあると思います。これだけ大きなキールアーチという特殊構造が地震などから安全であるか検証するのに時間が必要だろうし、国民の同意が得られず、何よりもスポーツ強化費を削減するのは本末転倒というしかない。都は建設費ではなく使用代という形で支出すべきだと思います。そもそもコンペの段階で建設費を提示しているのだから、いかに資材の高騰とあっても、これほどのご座が生じるのはおかしいと言わざるを得ない。斬新なデザインへの挑戦は安藤忠雄氏らしい選択だが、それだけに誤算も大きかった。国が提示する財源を見てもあまりにも甘い見積もりに首が傾げてしまいます。都が建設費を負担するというのも法律上は可能なようであるが、必ず異議を唱える都民が出ることは目に見えている。あくまでも建設費ではなく東京五輪にかかる経費として支出されるべきであると思います。その際の経費は巨額になろうとも、波及効果を考えると恩恵を得られるのは東京都であり、それだけの価値はあると思います。また五輪自体は都が主催するものであるから、東京五輪をどうプロデュースしマネジメントするのか是非都が主体となって進めてほしいと思います。そして国は五輪後には企業などの協力も得て、新国立がスポーツだけでなく大規模イベントなどの開催によって、スムーズな運営ができるよう事業として展開してほしいと思います。国立競技場はその他スポーツのにかかわる資産と人材はずっと後世にわたり引き継がれるものであるから、総合的大局的な見地で問題を解決されるよう願うものです。