北京市で、水を注入して重量を“水増し”した豚肉を販売していた闇の食肉加工場が摘発された。29日付の中国紙、新京報が伝えた。加工場の豚からは、人体に有害な成長促進剤も検出された。市民からは、食の安全を懸念し、管理体制の不備を批判する声が上がっている。この加工場は北京郊外にあり、周辺の養豚農家から豚を買い付けていた。当局の許可は得ておらず、いつから操業していたか不明。肉は近隣の3市場に卸されていた。加工場にいた解体前の豚の体はふくれあがり、衛生当局が肉質を調べたところ、国の基準値を大幅に上回る水分が含まれ、成長促進剤も検出された。同紙によると、この促進剤を混ぜた飼料で育った豚の肉を食べると頭痛や吐き気がしたり、死に至ったりする可能性もあり、当局は使用を禁止している。肉は市場での検査をすり抜けるため、正規の肉と混ぜて売られていた。