ブラジルW杯アジア最終予選 日本1―1オーストラリア 4日埼玉スタジアム2002
日本がロスタイムに追いついてオーストラリアと1―1で引き分け、2014年ブラジルW杯出場を決めた。5大会連続5回目の出場で、各大陸予選全体での本大会一番乗りは3大会連続。ホームでの出場決定は初めて。日本代表は本田圭佑、香川真司、岡崎慎司、長友佑都ら海外組も集結。日本は前半から本田、香川、岡崎との連係で、再三にわたりオーストラリアのゴールを脅かした。W杯出場へ、勝ち点が欲しいオーストラリアもロングボールをFWケーヒルに集めた。後半も細かくパスをつなぎ攻め込む日本に対し、カウンターで攻めるオーストラリア。中盤での主導権争いは次第に日本に傾き、本田が惜しいFKを2本放つ。37分左サイドからオーストラリアMFオアーが駆け上がり、クロス気味にフワッと上げたボールがGK川島の頭を越えてゴール右に吸い込まれ、日本は先制を許した。そのままロスタイムを迎えたが、後半46分、日本の右サイドからの攻めに、オーストラリアMFマッケイがペナルティーエリア内でハンドの反則。PKが取られ、本田が左足でゴール真ん中に蹴りこみ、土壇場で同点に追いついてタイムアップ。日本がW杯出場を手にした。ザッケローニ日本代表監督「何とかしようという気持ちが前に出た。私が日本に来た使命はW杯出場を決めることで、それは最低限の宿題。また、世界を驚かせるために仕事をしたい」オジェック・オーストラリア代表監督「日本におめでとうと言いたい。自分たちも素晴らしい試合をした。アウェーで(B組)1位の相手から勝ち点1を取れたのは非常に大きい。組織的に守れた」本田圭佑「勝利することは出来なかったが、W杯出場が決まって良かった。アンラッキーな形で失点したが、(香川)真司と強引にスペースを作りながらゴールに迫っていこうと話をした。結果的にラッキーなPKだったが、勝ち点1を取れて良かった。緊張してたんで、真ん中に蹴って獲られたら仕方がないという気持ちだった。6月のコンフェデ杯は優勝するつもりで行く」香川真司「決めるところで決めないと、こういう試合になるのを痛感した。南アフリカでは(ピッチに)立つことができなかった。あと1年あるのでレベルアップして出場できるように頑張りたい」長谷部誠「この2試合は勝っていなくて、チームの雰囲気も上がってきていなかった。勝ち抜けたのは(支えてくれた)皆さんのおかげ」