米南部オクラホマ州オクラホマシティー付近で20日に発生した巨大竜巻の被害について、複数の米主要メディアは21日、同州検視局当局者の話として、死者がさらに増え、計91人に達する可能性があると報じた。公式発表では死者51人。オバマ大統領は20日、大規模災害宣言に署名した。連邦予算を被災住民への援助に充て、連邦政府として救援活動を本格化させる。米主要メディアによると、負傷者は145人。被害が集中したオクラホマシティー郊外ムーア市でプラザタワーズ小学校が壊滅的被害を受けたため、死者のうち20人、負傷者のうち70人を子どもが占めた。同小学校では、消防士らががれきの中から子どもを抱きかかえるようにして次々と救出した。同州のファリン知事は州兵約80人を被災地に投入し、捜索と救助に当たらせた。ムーア市の住所で在留邦人届を出している日本人全員の安全も確認された。MSNBCテレビなどによると、竜巻は20日午後3時(日本時間21日午前5時)ごろ発生。家屋を破壊しながら約40分間にわたり、約32キロ移動して消滅した。直径は1キロ以上に及び、風速は80メートルを超える規模だったという。同州の竜巻被害は19日から2日連続。