自民党の安倍晋三総裁(58)は26日午後、衆参両院の首相指名選挙で第96代の首相に選出された。安倍氏は組閣に着手し、皇居での首相任命式などを経て、夜に公明党と連立の第2次安倍内閣を発足させる。自公両党は2009年衆院選で民主党に敗れた麻生内閣以来、3年3か月ぶりに政権に復帰する。首相指名選挙は、投票総数478票で、安倍氏は328票だった。初閣議では、経済政策の司令塔となる「日本経済再生本部」を新設。通常国会に向け大規模経済対策として、12年度補正予算と13年度予算の編成を指示する。安倍氏は06年に首相に就任したが1年で辞任。一度退陣し再登板するのは故吉田茂元首相以来64年ぶりで、戦後2人目。安倍氏は総裁選で争ったライバルを閣内に配し、党三役に女性2人を起用するなど来年夏の参院選に向け挙党態勢の構築を図った。主要閣僚は副総理兼財務・金融相に麻生太郎(72)、官房長官に菅義偉(64)、法相に谷垣禎一(67)、外相に岸田文雄(55)、防衛相に小野寺五典(52)各氏。公明党からは太田昭宏氏(67)が国土交通相に就く。