脳幹出血で入院中の歌手、桑名正博の長男でミュージシャンの美勇士が31日、大阪市内で会見し、桑名が2日に気管切開の手術を受けることを明かした。美勇士によると、桑名の心拍数、血圧などは時折上下するが安定。「相当強い心臓と精神力の持ち主」と驚く主治医に、口から入れている呼吸器の代わりに気管を切開して喉の下部から管を通すことを勧められ手術の承諾書にサインした。美勇士は「病院側も『もっと頑張るだろう』ということで、このまま長期戦。医学を越えた何かが起こるかも」。関係者によると、今回の措置には「桑名さんの声を守る意味もある」という。入院当初、美勇士は医師から「12時間もたない」と言われ、峠を越えると「3日もたない」と告げられた。ところが「それが1週間、2週間ときて、もう、16日頑張っています。僕らはもう、本人が旅立つのを待つしかないと思っていましたが、お医者さんが『見たことがない』という2週間も過ぎました。希望をもっているところです」。また、桑名は肺炎を発症したものの、すでに回復傾向にあることも判明。医師からは「相当に強い精神力、相当に若い心臓の強い力がある」とも説明を受けたという。ただ、「この状態から起き上がった人はいない」とも言われた、見舞客が「足が動いた」などと話したことには「残念な訂正の報告ですが、あれは本人の意思で動かしている者ではなく、体の反射のようです。お医者さんは『かっけ(の検査)と同じようなもの』と言っていました」。