びわ湖毎日マラソン 4日大津市・皇子山陸上競技場発着
ロンドン五輪の男子代表最終選考会、びわ湖毎日マラソンは4日、大津市の皇子山陸上競技場発着で行われ、一般参加での、山本亮が自己ベストを3分26秒も更新する2時間8分44秒で日本人トップの4位に入り、初の五輪代表を確実にした昨夏の世界選手権10位の中本健太郎は2時間8分53秒の5位。ケニア出身で初マラソンのサムエル・ドゥングが2時間7分4秒で優勝した。雨天のレースは31キロすぎからドゥングが独走。日本勢の争いは38キロ手前で中本が堀端宏行を抜き去ったが、トラック勝負で山本が逆転した。ことしの箱根駅伝2区で区間賞を獲得した出岐雄大が初マラソンで9位と健闘。世界選手権7位の堀端は終盤に失速して11位、今井正人は42位だった。五輪代表は3枠で、東京マラソンで2時間7分48秒の2位だった藤原新も確実にしている。残り1枠は、今大会で山本に9秒遅れの5位だった中本、福岡国際3位の川内優輝、東京マラソン6位の前田和浩らが候補で、12日の日本陸連の理事会で決まる。山本亮「後半、日本人選手が落ちてきたので「オリンピック、オリンピック」と念じながら走った。準備したものを出せば(五輪代表を)狙えると思っていた。気持ちで絶対に引くつもりはなかった」尾県貢・日本陸連専務理事「低温で雨のコンディションの中、山本選手の走りはわれわれも驚いている。一般参加でこれだけの頑張りは高く評価したい。代表選考はタイム、コンディション、レース展開を重視してこれから進めていく」河野匡・日本陸連強化副委員長「堀端選手の後半の失速は残念だったが、これも五輪選考レースのプレッシャーと痛感した。山本選手は日本代表合宿にも参加し、積極的な姿勢を評価していた。2時間10分を切る素材だと思っていた」坂口泰・日本陸連男子マラソン部長「五輪に懸ける執念とプレッシャーの難しさという両面を見せてくれたレースだった。五輪でメダルに挑む気持ちもあるが、現実的な目標は入賞になる」