大相撲初場所13日目 20日両国国技館
大関・把瑠都が大関・琴奨菊を下手投げで退け、初日から13連勝で初優勝を決めた。エストニア出身力士の優勝は初めて。欧州出身者では琴欧洲に次いで2人目、外国出身者では9人目の優勝力士となった。横綱・白鵬が大関琴欧洲に寄り切られて2敗力士がいなくなり、2日を残して優勝が決まった。把瑠都は2004年夏場所で初土俵を踏み、06年夏場所で新入幕を果たした。199センチ、188キロの巨体を生かした豪快な取り口で、10年夏場所で大関に昇進した。把瑠都「優勝は夢見ていたこと。人間、やればできるんですね。13日間を通して立ち合いが良く、自分から当たって踏み込めた。母と妻に感謝している」尾上親方(元小結・浜ノ嶋)「こういう展開になるとは。あした(14日目)かな、くらいに思っていたのでびっくりした。まだ雑なところもあるが、思い切りのいい相撲だった。次は大事な場所になる」放駒理事長(元大関・魁傑)「把瑠都の相撲はもともと技能的ではないが、いつもの場所に比べたら雑さがそんなに出なかった。来場所も優勝したらそういう(綱とりの)声が出るかもしれないが、あした、あさっての相撲がとにかく大事だ」