フィギュアスケート全日本選手権 26日長野市ビッグハット
女子はショートプログラム2位の安藤美姫がフリーでほぼ完璧な演技を見せ、合計202・34点で逆転し、6年ぶり3度目の日本一に輝いた。SPでトップだった世界女王の浅田真央はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が回転不足と判定され、193・69点の2位で5連覇を逃した。16歳の村上佳菜子が187・52点でSPの3位を守った。安藤、浅田、村上が来年3月に東京で開催される世界選手権の代表に決まった。SPで7位と出遅れた鈴木明子が175・96点で4位、14歳の庄司理紗が165・82点で5位。アイスダンスはキャシー・リード、クリス・リード組が合計127・71点で4連覇した。安藤美姫「すごくうれしかった。日本で一番大きな試合で今季一番緊張したけど、SPもフリーも大きなミスなく終われた。演技には二重丸をあげたい」浅田真央「大きな山を乗り越えた。きょうはいけそうだなと思えた。やったというより、ほっとしたという感じ。積み上げたものが、ようやく出せた。まだ自分は強くなっていく」村上佳菜子「ずっと練習してきたことが出せた。ものすごくうれしい。やっと落ち着いて自分の演技ができるようになった。先生にもほめられてすごくうれしい」鈴木明子「ジャンプのミスが出たのが悔やまれる。1年、1年(去就を)考えようと思っていたけど、この出来では辞められない。もうちょっと頑張りたい」庄司理紗「ジュニアとは雰囲気が全然違ったけど、楽しんでやれた。達成感があったし、(浅田)真央ちゃんの次に滑ることができてうれしかった」村主章枝「ジャンプに失敗し、残念だった。いろいろ新しく変えたけど、まだ力が足りないのかな。滑り方とか、課題にしていたものが間に合わなかった」佐藤信夫コーチ「根性の浅田ですね。舌を巻く。もっと時間が必要と思っていたので、これだけできて大変な驚き。気持ちが吹っ切れたのかな。本当によくやった」