東宝は15日、スタジオジブリの最新作「コクリコ坂から」を来夏に公開すると発表した。メガホンを執るのは、宮崎駿監督の長男・宮崎吾朗監督。06年のデビュー作「ゲド戦記」以来、5年ぶり。近年はファンタジー色が強かったジブリにとって、久々の実世界を描いた作品。「コクリコ―」は、1963年の横浜が舞台。港の見える丘に住む高校2年の少女・海と、彼女が通う高校の1つ上の先輩・俊の淡い恋や学校生活での青春を描く。原作は80年に少女漫画誌「なかよし」で連載された作品だ。「大変な時期だったと思うし、心配していた。でも、我慢強くなっている姿を見てホッとした」と鈴木敏夫プロデューサー。駿監督から「1本目(の成功)は、ビギナーズラックがある。2本目で本当の評価が出るから」とプレッシャーをかけられた吾朗監督は「えっ?」。絵コンテをほぼ完成させ「欲目かもしれないけれど、今回の作品で成長していると思う」と鈴木プロデューサー。主題歌は、「ゲド―」の声優と主題歌を担当した手嶌葵が務める。