松竹は13日、小津安二郎監督の名作「東京物語」を下敷きに、山田洋次監督が設定を現代に置き換えた新作映画を撮影すると発表した。山田監督が2011年にデビュー50周年を迎えることを記念した企画。配役は調整中で、11年4月に撮影を開始、12年に公開の見通し。山田監督によると、新作のタイトルは「東京家族」。高齢の夫婦が東京の息子らを訪ねるが歓迎されず、失意のうちに郷里へ帰るという、物語の骨格は小津作品と同じ。山田監督は「10年以上前から『東京物語』を今に置き換えると新たな物語ができると思っていた。ようやく実現できる」。また山田監督が脚本と演出を手掛け、「東京物語」を舞台化、12年1月に上演予定。