柔道グランドスラム東京 11、12日東京体育館
男女計4階級を行い、日本勢は全階級を制覇し、女子48キロ級は世界ランキング1位の福見友子が決勝で近藤香に足車で一本勝ちして、2連覇を達成した。9月の世界選手権を制した浅見八瑠奈は準々決勝で近藤に敗れた。同52キロ級は世界女王の西田優香が決勝で16歳の山本杏を退けた。広州アジア大会優勝の中村美里は欠場した。男子66キロ級は福岡政章が制し、世界選手権覇者の森下純平は準々決勝で敗退した。同60キロ級はベスト4を日本勢が占め、山本浩史が頂点に立った。日本男子・篠原信一監督「森下は相手が研究してきているのだから、今後はもっと考えて練習しないといけない。60キロ級は若い4人が上位に上がったが、日本人同士の対戦だから迫力に欠けた」日本女子・園田隆二監督「福見は苦しい中でも勝てるようになった。成長している。浅見は世界チャンピオンの自覚が足らなさすぎる。負けられないという意地を見せてほしかった」西田優香「決勝は勝敗を意識して、慌てて試合をした。技術面では自信がついてきた。精神面で成長しなければいけない」
12日、男女計5階級を行い、男子81キロ級は20歳の中井貴裕が決勝で高松正裕に優勢勝ちした。男子73キロ級は講道館杯全日本体重別選手権覇者で21歳の中矢力が制した。同90キロ級は西山将士が優勝し、広州アジア大会王者の小野卓志は準々決勝で屈した。女子57キロ級は世界ランキング1位の松本薫が制し、9月の世界選手権、11月の広州アジア大会に続いて優勝した。同63キロ級の日本勢はベスト4に入れず、世界選手権2連覇中の上野順恵が2回戦で伏兵のブロラ・ベデティ(スロベニア)に敗れる波乱があった。日本男子・篠原信一監督「(2日目まで5階級全制覇に)日本人選手が4人も出ているし、地の利もある。アウェーの海外でやったら、こんなに甘いはずはない。選手も当然分かっているはずだ」 日本女子・園田隆二監督「上野は試合も多いので疲れている。使い過ぎかなという部分もある。松本は世界選手権やアジア大会に比べて集中力がなかったが、苦しい中でよく優勝した」