レスリング世界選手権 9日ロシア・モスクワ
女子63キロ級で3年ぶりに出場した2004年アテネ、08年北京と五輪2連覇中の伊調馨が決勝でエレナ・ピロズコバ(米国)を2―0で退け、6度目の優勝を飾った。今大会の日本勢の金メダルは女子55キロ級で8連覇した吉田沙保里、前日48キロ級で初優勝した坂本日登美と合わせ、日本女子は五輪で実施する3階級を制し、ここまでの5階級で金3個、銀1個、銅1個のメダル獲得。吉田と伊調馨ともに02年世界選手権で初出場初優勝を成し遂げてからは、五輪と世界選手権で無敗を続けている。伊調馨は初戦となった2回戦からの4試合で1ピリオドも落とさない完勝。各ピリオド残り30秒から攻めて「1―0で取る」堅実さは以前のままで、決勝の第2ピリオドも終盤、片足タックルからの攻撃でものにした。伊調馨「優勝してうれしいけど、自分のレスリングの半分も出せていない。(出せたのは)15パーセント。悔しい部分もある。今は自分のレスリングを新しくしている。来年はもっと強くなっていると確信している」