14~18歳を対象に五輪精神の教育なども重視した第1回ユース五輪は14日、シンガポールのマリーナベイで開会式を行い、開幕した。出場選手に競技だけでなく文化交流なども体験させる実験的な国際総合大会は、205の国と地域から約3600選手が参加して26日まで開かれる。水上に浮かぶステージでの開会式では日本選手団の旗手、卓球女子の谷岡あゆからが入場し、韓国と北朝鮮は別々に行進した。ユース五輪は、現代の子どもたちのスポーツ離れに危機感を持つ国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長が発案し、2007年に開催が決定。通常の五輪との相違に戸惑う声もあり、ロゲ会長は開幕前の記者会見で「分娩室で子どもが生まれるのを待つ父親の気分」と心境を語った。選手たちは自分の競技が終わっても閉会式まで滞在し「文化教育プログラム」に参加。