サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で、日本との決戦を控えたパラグアイでは、次第に日本代表への警戒感が高まっている。「日本の強みはスピードだ。彼らは空いたスペースを素早く埋めてくる。ニュージーランド戦と同じと考えていると、痛い目に遭う」。パラグアイ有力紙ナシオンは、マルティノ監督の言葉を引用して、日本への警戒感をあらわにした。ナシオン紙は、一次リーグ終了時に欧州のテレビ局ユーロスポートがまとめた「ベストイレブン」のリストについて「南米勢が躍進しているといっても、パラグアイからは1人も選ばれていない」「日本からは3人(闘莉王、中沢、本田)も入っている」。ウルティマオラ紙は「カウンターからの速攻と、フリーキックには要注意。パス回しもうまい」と、日本を「格下」と見る空気はない。一方で、ABCコロル紙は「日本はパラグアイを恐れている!」。闘莉王や岡崎の慎重なコメントに「日本は南米サッカーが苦手」。パラグアイのルゴ大統領は26日、同国西部チャコで「準決勝までパラグアイが勝ち進めば、南アフリカに応援に行く!」と表明。「代表チームの活躍は国の誇り」「日本戦は国を挙げて代表チームを応援しよう」と、国民に呼びかけた。