建て替えのため今月いっぱいで閉館する東京・東銀座の歌舞伎座で行われていた「御名残四月大歌舞伎」が28日、千秋楽を迎えた。あいにくの雨模様の中、早朝から多くの歌舞伎ファンが駆けつけ、多くの千両役者とともに“歌舞伎の殿堂”の閉幕を名残惜しんだ。29日に関係者による「修祓(しゅうばつ)式」、30日には「閉場式」が行われ、約60年の歴史にピリオドを打つ。「夢や思い出が、詰まっているから。寂しくなっちゃうね。でも、新しい歌舞伎座で、もっともっと夢を見せてもらいましょうよ」。最後の演目である歌舞伎十八番の一つ「助六由縁江戸桜」。中村勘三郎が、自らのせりふに盛り込んだ言葉。1951年に開業して以来、約60年。開演時は雨。カメラを手に、記念撮影をする人、また人。昨年1月から16か月にわたって行われた「さよなら公演」の最後にふさわしく、4月は2日の初日からの27日間、全日満員御礼。松竹関係者が「長い歴史の中でも、いちばんの盛況だと思います」16万人以上を動員した。オールキャストといってもいい公演。29日には、歌舞伎にかかわるスタッフが全員出席し、歌舞伎座と過去の役者たちの霊を弔う「修祓式」が、30日には「閉場式」として、舞踊の舞台と口上、手締めが行われる。その後、2013年春の完成を目指し、新しい歌舞伎座の建設工事が始まる。
2010年お正月8 歌舞伎座~歴史を語る威容~
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2010年お正月9 1・14歌舞伎座さよなら公演
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2010年お正月10 歌舞伎座名物あの店この店
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