~進化する姿~GAIA CUATRO 2008日本ツアーから1年半 | KONCHAN音楽プロデューサ-のよもやま話

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GAIA CUATRO、前回の来日が2008年11月、今年2010年4月26日から5月16日まで1年半ぶりの日本ツアーが敢行されます。金子飛鳥vl,vo ヘラルド・ディ・ヒウストpf カルロス‘エル・テーロ’ブスキーニb ヤヒロトモヒロperの4人は類まれな才能と経験を持つきわもの。その個性がぶつかり合うのだからそれは普通では考えられない次元まで私たちを運んでくれます。ただぶつかり合うだけではちっとも芸術として成り立ちません。4人は時に競い合い、時に調和しながら、次第に高みへと到達していくのです。結成から7年以上、今年は一つの着地点のような気がします。彼らはどんな進化した姿を見せてくれるでしょうか? 


私が彼らを初めて見たのは2004年、当時はまだヤヒロ、ヘラルドプロジェクトとして活動していました。2004年のツアーではヴァイオリンを金子飛鳥さんと平松加奈さんが半々くらいで演奏しており、私が見た新宿ピットインでの演奏は平松加奈さんが参加していました。当時の驚きを別の文章で書いていますが、日本ではあまりない感覚で私の理想をかなり体現してくれるバンドであると確信し、直感的にビビっときました。しかしながら、まだヘラルドさんとヤヒロさんの距離もあり、コンセプト的なもので、何か足りないものも感じていました。それが2006年2007年と来日し、演奏を見るごとにひとつの到達点へ近づいているように思われました。 


それで2008年、彼らの演奏はどう進化したのでしょうか? 11月10日 東京BLUES ALLEYでのライブ。まず感じたのはGAIAの音楽の美しさでした。このときの空間はまさにGAIAの名の通り”自然”、最初に音が出たときから、日本情緒のような自然と調和した姿を見せてくれたのです。おそらくはアリゼンチン、ヨーロッパ、アフリカそして、日本、それぞれの音楽を突き詰めて、より深いレベルで融合されたものだと・・・ これはまさしく私の理想とする音楽でもあります。日本は古くは中国から、明治以降は西洋から文化を吸収し日本的なものへと昇華してきました。GAIAの音楽にもそのような知恵が生かされているものだと、僕はそう思ったのです。 


私はまた、仙台と郡山のライブにも参加しました。仙台は高校の時以来の訪問。小雪のちらつく中、青葉城や美術館などを回り、牛たんなどをほおばりながら、旅の気分を満喫しました。仙台でのライブはというと、事前に主催者の方とお話しで、文学館関係やや地元の方を中心に素晴らしいホールでの演奏。GAIAのコンサートはプロモーターなどが介在することがなく、ヤヒロさんのつながりなどで、地元の人の草の根的な尽力のおかげで成り立っています。郡山のライブでもそうでした。ヤヒロさんがこぼしていたように、この手の音楽はヨーロッパではすぐエージェントがついて、商業的に成り立つものの、日本では業界での関心は非常に高いが、メジャー流通に乗せるとなるとなかなか売りこみ方が難しい。それは音楽の質とは関係なく東京発信のメディア情報に振り回されているからであり、この国の文化の将来を考えれば、本当に価値あるものが評価される仕組みを作ることも課題なのでしょう。しかしながら、こういう地方からの努力は必ず実を結ぶ時が来ます。今年さらに彼らの音楽が認知されることを希望します。 


郡山でのライブも至近距離で見ることができ、睡眠不足でへろへろになりながらも大変満足。ヘラルドさんやカルロスさんとお話できたのも収穫でした。ヘラルドさんはパリの近くの素晴らしい音楽環境の場所に住んでおり、パリでは世界中の様々な音楽と接触することができる。の本のミュジシャンにも関心を持っており、また、日本のミュージシャンもヘラルドさんの楽曲に非常に興味を持っているので、ヘラルドさんが、日本でも幅広く認知され、GAIA以外でもセンッションができないかと考えました。そういえばカルロスさんも「kana,kana」と平松さんに会いたがっていました。ヤヒロさんも私に.非常にきをつかってくれ、郡山の帰りには気をつけて帰ってくださいと送り返してくれました。飛鳥さんは現在アメリカに住んでいます。フィギュアスケートが大好きでバンクーバーの時にはネットで盛り上がっていました。そして、.忘れてはならないのが、ツアーマネジャーの甲斐さん、GAIAを事務を切り盛りしています。 


彼らは今回昨年レコーディングしたアルバム「HARUKA」収録曲を引っ提げての来日。新曲も披露されるとのことで、どんなライブになるか楽しみ。飛鳥さんはすでに来日、カルロスさんはオマーンからアルゼンチンに里帰りしてそのまま日本だそうです。ヘラルドはヨーッパツアー終了後オマーンの休暇を5日も楽しんだそうです。ヤヒロさんとは3月にウーゴファトルーソとのライブでお会いしました。4月26日は板橋のお寺での演奏。27日は柏で400人くらい入るホールでの演奏。馬頭琴のイワノビン アマルトブシンさんとの共演もあります。5月11日はあの懐かしのピットインでの演奏。その次の日はマスター曰く、ここの楽屋でGAIAの名がついたという、ゆかりの地、横浜ドルフィー。他にもGAIAゆかりの地の多数回ります。今度のツアーは何かが起こる! みなさん、期待してお越しください。 



GAIA CUATROオフィシャルサイト
http://www16.plala.or.jp/gaia-cuatro/