食道がんの治療を受けている小澤征爾さんが9日、「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」(長野県松本市)で予定していた8月のオペラ公演や、秋の海外公演などを降板すると、所属事務所を通じて明らかにした。降板するのは、8月下旬のオペラ「サロメ」(4公演)と、10月中旬からのウィーン・フィルハーモニー管弦楽団との欧州ツアーなど。サイトウ・キネンの9月のオーケストラコンサートは予定通り指揮するという。小澤さんは今年1月、6月までの休養を発表。治療は順調に進んでいて、休養明けの体への負担を考えた結果という。小澤さんは事務所を通じて「大変残念ですが、主治医の指示に従って万全を期したいと思います」とコメント。