フィギュア 23日パシフィックコロシアム
女子SPを行い、浅田真央はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させ、今季自己最高の73・78点で2位につけた。五輪女子で3回転半を決めたのは1992年アルベールビル銀メダルの伊藤みどり以来18年ぶり2人目で、SPでは初の快挙。25日(日本時間26日)のフリーは2回の3回転半に挑み、首位・金妍兒との4・72点差を巻き返し、金メダルを目指す。滑り終えた真央は無邪気な子供のように2回、跳びはねた。胸に手を当て笑顔。リンクから揚がるとタラソワ・コーチと抱き合った。「エアロ、ティアラ、こまち」と、愛犬のトイプードル3匹に呼びかけた。SP自己最高に2・06点と迫る今季最高「すごい!」「とりあえずホッとした。良かった」。今季SPではまだ決めておらず「入る前は足がカクって震えそうになった」というが、2回転との連続ジャンプで着氷。ミスなく滑り、「山場だと思ったSPを無事に滑りこなすことができてうれしい」。上位3人が70点台。過去の五輪、世界選手権では例がない。宿敵・金とは4・72点差。07年の世界選手権では10・63点差を逆転している。「いつもは15点とか10点とか離れているので、それに比べれば気持ちが楽」。フリーでは真央が金に続いて演技することが決まった。プログラムは変えない。「金メダルは欲しいですが、パーフェクトに滑りたい」。過去4大会、SP首位で逃げ切った例はない。タラソワ・コーチ「すべてのパフォーマンスがすごくよかった。3回転半もよかった。何も問題はない」。