歌舞伎俳優の市川海老蔵が現代劇ドラマで初主演する。日テレ系「松本清張生誕100年 2週連続スペシャル」(今春放送)で名作「霧の旗」に挑戦する。もう一つの作品「書道教授」に主演するのは船越英一郎。昨年のクリスマスイブに小林麻央と結納を交わした海老蔵、主演するのは日テレ系で2週連続で放送される松本清張スペシャルドラマの一つ「霧の旗」。社会派サスペンスの名作と言われる同作は、若き敏腕弁護士の大塚(海老蔵)が、女の復讐劇で追い詰められていく様を描く。何度も映像化されており、1977年に山口百恵と三浦友和が共演した映画が有名。「まさに光と影に彩られた壮絶な人間模様を、精いっぱい作り上げたいと思っております」。前田伸一郎プロデューサーは「松本清張作品と歌舞伎で描かれる世界は、不変の人間の業を深く掘り下げるという点で共通性があると思います」。ヒロインの桐子役を演じる相武紗季も「今まで演じたことのないとても謎めいた女性です。不安もありますが、海老蔵さんにお任せして思い切り演じてみたいと思います」。海老蔵は現在、「初春花形歌舞伎」(新橋演舞場で26日まで)に出演中だが、同プロデューサーは「原作はもちろん、映像化された作品もご覧になっていると思います」。海老蔵は「人間にとって真実の愛とは何か? 本当の幸福とは何なのか?というテーマも改めて考えていただける―そんな作品を目指したいと思います」。前田プロデューサーは「これをきっかけに末永いお付き合いをさせていただきたい」。