フィギュアスケートGPシリーズ第1戦フランス杯 7日パリ
SP3位の浅田真央はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を1回成功させたが、合計173・99点で2位に終わった。SP首位の金妍兒が自身の持つ世界歴代最高点を更新する210・03点で優勝、GP通算8勝目を挙げた。今季初の日韓ライバル対決で浅田は金に36・04点差の大惨敗に終わり、バンクーバー五輪へ厳しい現実を突きつけられた。最初に挑んだ大技の3回転半。失敗した前日のSPよりスピードを増して踏み切った3回転半は無事に着氷し、2回転との連続ジャンプで今季初めて成功させた。だが単発で跳んだ2回目は両足着氷に。後半はダブルアクセル(2回転半ジャンプ)であわや転倒しかけた。真央は「トリプルアクセルを1つ跳んだことで、1つ乗り越えられたと思う」と強気も自己ベストを18・10点も下回る得点。SPとの合計173・99点はシニアで自己ワースト4位。これで金との直接対決は2月の四大陸選手権から3連敗。真央は「自分はまだ(金の)その得点には届かないので、すごいと思う焦りはないです」「自分もSP、フリーをパーフェクトに滑った上で、どれくらい点数が出るか見たい」。次戦のロシア杯(22~25日・モスクワ)へ立て直し。18日のエキシビションを終えてすぐロシアに入り、完全非公開の緊急調整を行うことを決めた。タラソワ・コーチは「日本の女性は優しい。『鉄の神経』を持たなければならない」。「アクセルを跳べていい感覚を持つことが出来たので、このままロシア杯に臨みたい」と真央。