フィギュアスケートのGPシリーズ第1戦のフランス杯は、16日に当地で開幕する。15日は試合会場で公式練習が行われ、浅田真央はショートプログラムを初披露し、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を入念に調整した。真央の新SP、曲は昨季のフリーでも使用した「仮面舞踏会」。リズミカルで力強い旋律に乗って、最初に3回転半に挑戦。着氷が乱れ体がよろめいたが、3回転フリップ、ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を軽々と決めてみせた。この日も3回転半を集中的に練習し、7回着氷。うち3回は着氷が乱れたが、2回転との連続ジャンプは2回成功させた。「アクセルが決まればプログラムは全部うまく流れると思う」と真央。タラソワ・コーチからも「アクセルがパンク(失敗)だけはしないように」。リンクサイドでは、金妍児が真央の練習を約10分間にわたって偵察。自身は練習でガーシュインの「ピアノ協奏曲へ長調」を使ったフリーを初披露。「充実して滑り込めているのでいい感じです」。SPの滑走順は真央が10人中8番で、金が9番になった。「最初は(金と)一緒なんだと思ったけど、試合になったら自分の演技をするだけ」と真央。金とも「ハロー」とあいさつ。「自分の演技を精いっぱいやるだけ」。浅田真央「今季2戦目なので楽な気持ちはある。トリプルアクセルは練習でできているし、決まればほかの流れも良くなる。SPでのミスは許されない。(金妍児と対決するが)自分の演技に集中したい」。中野友加里「(左肩は)痛くないと言えばうそになるが、これだけ動けるとは思っていなかったので気にせずにやりたい。気負うと演技が小さくなるので、向かっていきたい。」。金妍児「新しいシーズンがいよいよ始まる。五輪が控えているが、いつもと同じように、同じ気持ちでやるだけだ。調子はいい。今季のプログラムはバランスを重視している」