WBC第2ラウンド1組決勝 韓国2―6日本 19日ペトコパーク
第2ラウンド1組日本が韓国を下し、1位通過を決めた。日本は韓国に今大会2勝2敗。ロサンゼルスで行われる準決勝では2組2位の米国と22日(日本時間23日)に対戦する。2位の韓国は2組1位のベネズエラと21日(同22日)と対戦する。先発は日本が今大会初登板の内海哲也、韓国が左腕の張ウォン三。日本の野手陣は城島健司が「4番・DH」、阿部慎之助が「8番・捕手」で先発マスクをかぶった。1回裏、内海は先頭の鄭根宇に安打を許すと、犠打をはさんで1死二塁から3番の金賢洙に適時二塁打され先制を許した。続く韓国の右の主砲・金泰均を歩かせなお1死一、三塁も李大浩を併殺。日本は2回、1死走者なしから内川聖一が左翼にソロ本塁打を放ち、同点。さらに村田の中前安打、岩村の遊撃内野安打と相手失策などで1死一、三塁。9番の片岡が右翼線ぎわにポトリと落とす適時打を放ち、日本が勝ち越した。3回、日本は中島、青木の連続右飛の後、城島が中前安打し二盗に成功したが、内川は二ゴロ。その裏、内海は先頭の鄭根宇を空振り三振の後、李容圭のヘルメット後部を直撃する死球。続く金賢洙を一ゴロ、2死一塁で降板。2番手で登板した小松は金泰均を空振り三振に仕留めた。4回、日本先頭の村田が中前安打で出塁した際、足を痛め退場し、代走で亀井が出場。片岡の四球、盗塁などで2死二、三塁としたがイチローは右飛に倒れた。その裏、日本は左翼が亀井、一塁に内川。小松は2死三塁とされたが、姜ミン鎬を空振り三振。6回裏、4イニング目の小松は先頭の韓国3番・金賢洙に右翼深くへ大きな当たり、イチローがフェンス際で好捕。そして4番手の田中が登板。田中は金泰均、李大浩の韓国4、5番を連続で空振り三振に斬った。7回裏、田中は先頭の李机浩にバックスクリーンへ飛び込む一発を浴び、2―2の同点。無死一塁で4番手の山口に交替した。代打秋信守、遊併殺打、ワンポイントで5番手・涌井につないだ。涌井は朴基赫を空振り三振。日本は8回、先頭の青木がドラッグバントで出塁。城島の代打・稲葉が右前へ落とし無死一、三塁。そして代わったばかりの韓国の5番手・金広鉉から内川の代打・小笠原が右前適時打。青木が生還し、日本が3―2と勝ち越し。亀井のバントで1死二、三塁とし、岩村はピッチャーを強襲する中前適時打。相手中堅の失策も重なり日本が2点を加えた。8回裏は馬原が6番手で登板し、1死三塁とされたが、切り抜けた。9回、イチローが韓国6番手・林泰勲から右中間二塁打。中島がバントで1死三塁で青木も中前適時打。その裏は藤川が7番手で登板。1死から李机浩に左前安打されたが、後続を断ち切った。
日本020000031|6
韓国100000100|2
【日】内海(2回2/3、3安打1失点2K)、小松(2回2/3、無安打無失点5K)、田中(2/3回1安打1失点2K)、山口(2/3回無安打無失点)、涌井(1/3回無安打無失点1K)、馬原(1回1安打無失点1K)、藤川(1回1安打無失点)-阿部
【韓】張■三(サンズイに亘)、李承浩、李在雨、呉昇桓、金広鉉、林-姜■鎬(王へんに民)、朴勍完
【本】内川(日)、李机浩(韓)
日本・原辰徳監督「決勝ラウンド(準決勝)に進むのが決まった後で、フラットな精神状態で戦えた。尊敬できるアメリカ野球に挑戦できるのは大変、興奮している。先発投手? 作戦上不利になることは言いたくない」
小笠原道大「序盤からみんなが頑張ってゲームをつくってきた。チャンスで追い込まれたが、食らいついてなんとかバットに当てようと思った。うまく拾えた。前回も米国に負けているので、しっかりとみんなでコンディションを整えて、全員で力を合わせてやっていきたい」