今季限りでの退任を表明していた阪神の岡田彰布監督が21日、大阪市内の阪神電鉄本社に坂井信也オーナーを訪ねシーズン終了を報告、退任の記者会見を行った。岡田監督は「充実した5年間だった。1軍に上がってからのことよりも、2軍監督時代の印象の方が残っている」「今は少しゆっくりしたい」。今後「何らかの形で野球界に携わっていく」。坂井オーナーは「(岡田監督と)タッグを組んでチャレンジしたいと思っていたが、辞任の意志が強く受け入れることにした」。自らも優勝を逃した責任を取り、3か月の20%報酬カットを明らかにした。岡田彰布監督「やり遂げたとは言えないが、優勝争いできるチームになってきた。100パーセントに近い状況で次の新体制に受け継いでいただけると思う。監督としての5年間は速かったというのと、5年もやっていたのだな、という気持ちだ」。坂井信也オーナー「優勝争いをして、常勝タイガースにふさわしいチームにしてくれた。82勝は誇れる数字だが(優勝には)届かなかった。反省して、来季に向けて補っていく
球団首脳の間では既に後任監督の候補は真弓明信氏に一本化されており、星野仙一シニアディレクターは「誰が(新監督に)なっても、一生懸命応援させてもらうだけ」。真弓氏も取材に応じ「82勝は優勝してもおかしくない数字。惜しまれて、というのはある」。