堺正章(59)の還暦を祝う会が2日、東京・六本木のグランドハイアット東京で行われ、俳優の渡辺謙(46)ら約800人が出席した。渡辺を始め女優の森光子(86)ら多くの著名人がスピーチに立ち、祝福。6日に60歳の誕生日を迎える堺は「40代はすごい楽しかった。50代はそうでもなかった。60代はもう1回楽しくしないとね」と声を弾ませた。
芸能生活45年を振り返り「スパイダースがあって今の僕がある。これは欠かせない」ときっぱり。この日は約6年ぶりにスパイダースを再結成。井上堯之(65)が奏でるギターに合わせ、堺とかまやつ、井上順がダンスを踊り出す。ドラムでリズムを刻むのは田辺エージェンシー社長の田辺昭知氏(67)。「あの時君は若かった」「バンバンバン」「夕陽が泣いている」の3曲だけだったが、会場の800人から万雷の拍手が鳴り響いた。赤いチャンチャンコならぬ、赤いミリタリールックで熱唱した堺は「昔と比べたら、うーん、ちょっと(実力が)落ちたかな。でも、集まれたことが嬉しいし、みんなにも喜んでもらえた」。
昭和45年の解散以来、再結成は平成6年のテレビ特番と12年の故井上忠夫さんの追悼公演に次いで3度目。「45年の芸能生活で一番の思い出は、やっぱりスパイダース。なかなか売れなかったり天狗になったり、いろいろ経験したから今の自分がある」と振り返った。「これから60歳になって定年を迎える人に、笑顔で希望を与えられればいいね」。家を建築中で一部で再婚話も出たが「ないですね」と苦笑い。長女の菊乃ちゃん(15)、二女の小春ちゃん(12)がプレゼントを持って駆けつけたため大喜びしていた。