ベネチア国際映画祭コンペティション部門に出品されている宮崎駿監督の「崖の上のポニョ」を、イタリアの新聞各紙が絶賛した。採点(星5つで評価)では満点の評価もつけられるほど。31日夜に行われた公式上映では、宮崎監督がファンからもみくちゃにされた。コンペ部門の公式上映の翌日に発表されるイタリア10紙の採点では、「イル・マニフェスト」紙が最高点の5つ星。現在、21作品中9作品が採点の対象になっているが、5つ星がついたのは「―ポニョ」のみ。他4紙も4つ星をつけた。この採点では前日まで北野武監督の「アキレスと亀」がトップだったが、「―ポニョ」がその座を奪った。イタリア2大高級紙のひとつ「レプブリカ」は「3歳から100歳まで、すべての人を魅了する作品。素晴らしい想像力で、現実と魔法の世界を調合している」という識者の評を掲載。「コリエーレ・デラ・セラ」も「ポニョがすべての人を“征服”した」と大きな見出し。「マエストロ」と呼ばれる宮崎監督に「口調にエレガントな品格が出ている」とたたえた。